レインフォレスト・アライアンスのサイトによると、土地の利用法、商取引の方法、消費者の行動を変えることにより、生物の多様性を維持し、人々の持続可能な生活を確保することを使命とする団体、それがレインフォレスト・アライアンス(RA/熱帯雨林同盟)…
コーヒーの実の「果肉」を、イエメンではギシルと呼んでいます。 イエメンの伝統的なコーヒー、カフア・アル・ギシルは、コーヒーの果肉(乾燥した)から作るコーヒーで、ギシル・コーヒーとも呼ばれています。 コーヒーの発見伝説には、コーヒーがエチオピア…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、小型生産用コーヒー豆焙煎機を使ってのコーヒー豆焙煎加工については、約30年の経験を持っています。 年間1000回(バッチ)以上、コーヒー豆を焙煎加工しているので、これまでに3万回(バッチ)以上、コーヒー豆を焙煎加工した経…
素晴らしい香味のコーヒー。 高い品質評価を達成するために、注意深く丁寧な栽培技術によって育てられ収穫されたコーヒー豆。 または、許される範囲内の欠陥が、僅かしかないコーヒー生豆。 コーヒー豆の栽培・収穫・精製・選別・流通・保管などの段階で、品…
コーヒー属には、数十種類の「種」が存在しているのですが、実際に栽培されているのは、「アラビカ種」、「カネフォラ種(ロブスタ種)」の2種がほとんどですから、この2種がコーヒーの栽培種ということになります。 栽培に占める割合ですが、アラビカ種が約…
コーヒー豆は、エチオピアを原産地とするアカネ科コーヒーノキに成る果実の種です。 多くの国々では、労働集約型の手作業でコーヒー果実を摘み取る作業を行っていますが、ブラジルの農場のように比較的平坦で大きな農場では、コーヒー果実の収穫は機械化され…
『コーヒーノキの栽培』では、「コーヒーを生物学的に/コーヒーバイオロジー」「コーヒーノキの栽培について/アラビカ種とロブスタ種」、「コーヒーノキの栽培方法と環境」と、エカワ珈琲店はこのように理解しているというタイプの3つの記事を掲載してい…
ウィルアム・H・ユーカーズと彼の経営するティーアンドコーヒートレイドジャーナル社が、全世界からコーヒーに関する様々な資料を取り寄せて編集した書籍。 1922年(大正11年)に初版が発行されて、1935年(昭和10年)には改訂再販が出版されました…
コーヒーが栽培される環境、風土、農場などの要因に基づいて、そのコーヒー豆の持つ香味の個性や特徴を表現すること。 コーヒー豆の全体的なフレーバープロファイルは、そのコーヒー豆の栽培されている地域、地方、標高、あるいは精製処理スタイルによって、…
第2次世界大戦中、群馬県の繭関係の倉庫に保管していた旧日本軍関係のコーヒー生豆を、戦後、地元の役所の人たちが、戦災復興資金に充てる目的で売りさばいていたところ、昭和23年(1948年)6月、隠退蔵物処分違反、価格統制令違反、等々で摘発された…
その日に焙煎した全てのバッチにおいてローストプロファイルを作成して、そのローストプロファイルの大部分が、エカワ珈琲店が考えている範囲内のローストプロファイルだったとしたら、その日のローストプロファイリングの作成練習は大成功だと考えることに…
コーヒーの品質で、最も重要な要素。 コーヒーのアロマ(香り)は、コーヒー生豆の成分が焙煎によって分解したり、分解して新たに出現した成分同士が反応したりして生成します。 「コーヒーのアロマ(香り)」という言葉は、淹れたコーヒーの香り(鼻で感じる匂い…
コーヒー生豆を火力で煎ることを、焙煎(ロースト)と呼んでいます。 緑黄色の少し発酵臭のともなった青臭いコーヒー生豆は、焙煎という人為的プロセスを経ることで、魅惑的な香りや風味を作り出すのだと思います。 コーヒー豆の焙煎は、コーヒー生豆を加熱す…
趣味(自宅)でコーヒー豆を焙煎(ホームコーヒーロースティング)するのは、それほど難しい作業ではなくて、もしかしたら、楽しくて面白い作業なのかもしれません。 コーヒー豆を焙煎する道具にこだわりがなければ、それほどお金を使わずに美味しいコーヒーを味…
焙煎の進行過程(焙煎工程)でのコーヒー豆の色の変化、それによって焙煎の進み具合を把握することができるとエカワ珈琲店は考えています。 だけど、それだけでは不十分で、それにプラスして、焙煎中のコーヒー豆のハゼ音や形状の変化、それに香りの変化も把握…