コーヒー生豆の精製処理方法として、水洗式(ウォッシュド/ウェットプロセス)、非水洗式(アン・ウォッシュド/ドライプロセス)、水洗式と非水洗式のハイブリットである半水洗式(セミウォッシュド/セミ・ドライ・プロセス)の3通りの処理方法が知られています。
収穫したコーヒー果実(チェリー)を水洗加工して、コーヒー生豆を精製する処理方法が、水洗式(ウォッシュド/ウェットプロセス)と呼ばれている精製処理方法なのだと思います。
そして、この水洗式のコーヒー生豆精製処理方法は、ウェットミルとドライミルという2つの工程から成っています。
コーヒー果実(チェリー)の果肉除去からパーチメントの乾燥までを行う精製工程で、水を使って果肉除去を行う工程をウェットミル、その後の乾燥させたパーチメントを脱穀して等級分けする工程をドライミルと呼んでいるのだと思います。
通常、この両方の作業場は、天日乾燥場を挟んで別棟に建てられているそうです。
そして、この区別が為されていないと、安定した品質のコーヒー生豆を生産できないとも言われています。