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サイズ・クラシフィケーション/Size Classification

コーヒー生豆のサイズ(大きさ)によって、コーヒー生豆を選別する方法。

スクリーンサイズのこと。Coffee beans classification 。

コーヒー生豆の大きさは、各種のフルイ(スクリーンと呼ばれている一定基準の穴が開けてあるフルイ)を使って、コーヒー生豆が通り抜けるか残るかで決めているとのことです。

 

平豆(普通のコーヒー生豆)は、円形の穴のあいたスクリーンを使って、スクリーンサイズ13(小さい)~20(大きい)の範囲で分類しています。

丸豆(ビーベリー)は、楕円形の穴のあいたスクリーンを使って、スクリーンサイズ9(小さい)~13(大きい)の範囲で分類しています。

 

コーヒー生豆は、出荷される前に選別・分類され格付けされています。

その選別・分類の一つが、コーヒー生豆のサイズによって分類するCoffee beans classification/ Size Classificationです。

 

多くのコーヒー豆生産国では、スクリーンサイズを選別する器具を使って、コーヒー生豆を分類して、比較しています。

Size Classification の理論は、高緯度の生産地で収穫されるコーヒー生豆は、その他の緯度の生産地で生産されるコーヒー生豆よりも、生豆の密度が高くてサイズが大きいということを拠り所としています。

 

また、高緯度の生産地で収穫されるコーヒー生豆は、より良いフレーバーを持っている確率が高いことも知られています。

コーヒー生豆のサイズ、密度、品質の間には、相関関係が認められますが、例外も、数多く認められているようです。

 

コーヒー生豆のサイズを選別・分類して、同じようなサイズのコーヒー生豆を揃えることで、コーヒー豆の焙煎がやりやすくなります。

それが、サイズ・クラシフィケーション/Size Classificationの一番の利点なのかもしれません。

 

コーヒー生産地では、それぞれ独自の選別用語を持っているわけですが、最も良いとされて知られているのは、スクリーンサイズです。

一般的に、スクリーンサイズは、17/18、15/16、14/13などと表示されます。