テイストとは、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の基本味が混ざり合った総合的な印象感覚。
コーヒーのカッピング(テイスティング)では、アロマ(香り)、テイスト(味)、口あたりを評価しているのだと思います。
コーヒーに関係してテイスト/Taste という用語を使う場合、コーヒーのカッピング(テイスティング)における味覚を表現するのに使っているのだと思います。
コーヒーのカッピングでのテイスト/Taste (味覚)は、酸味(Acidity)、苦味(Bitterness)、甘味(Sweetness)、塩味(Saltiness)、鋭い酸味(Sourness)があるのだと思います。
酸味(Acidity)は、発酵した酸味ではなくて、植物としてのコーヒーがもともと持っている酸味。
苦味は、主としてアルカロイド系の苦味、あるいは、クロロゲン酸ラクトンによる苦味。
甘味は、ショ糖の甘味と果糖の甘味。
酸味(Acidity)、苦味(Bitterness)、甘味(Sweetness)は、コーヒーにとって適切なTaste (味覚)なのだと思います。
塩味は、塩化ナトリウムが溶け込んでいる味で、コーヒーには不適切な味なのだと思います。
鋭い酸味(Sourness)は、酢や酢酸のように刺すような鋭い酸味で、発酵したコーヒーの香りとともに感じることがある味だと思われます。
鋭い酸味(Sourness)も、コーヒーには不適切なTaste (味覚)なのだと思います。