コーヒー生産地の標高のうち、低地と高地の真ん中、900mくらいから1200mくらいの産地のこと。
香りの良いコーヒー果実が成育する条件として、風通りの良さという条件があると考えられています。
2000メートル級の山の中腹、高地と低地の真ん中付近では、暖かい海風が吹き上げて来て、冷たい山風が吹きおろして来るという現象が繰り返されています。
そして、温かい風と冷たい風の温度差の影響で、とくに朝と夕方、霧が発生します。
コーヒー果実の香ばしさは、風と霧によって作られるとも言われています。
世界最高品質だとされているブルーマウンテンのコーヒー豆は、そのような環境で成育して、収穫されたコーヒー豆なのかもしれません。