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ダンパー、排気ダンパー

焙煎機のドラム内の空気の流れを制御する装置(部品)。

焙煎機に附属しているダンパーを開閉することで、排気を調節・制御します。

このダンパーでの排気の調節・制御によって、コーヒー豆の焙煎を調節・制御しています。

 

焙煎工程にて、コーヒー豆が入っている焙煎機のドラム内の空気の流れを調整する装置。

ただ単に、「ダンパー」と呼んだりしています。 

 

小型のドラム焙煎機を使用してコーヒー豆を焙煎する場合、排気システムが重要な要素となっているのだと思います。

シリンダー(ドラム)内に煙が充満して、その煙が焙煎コーヒー豆に移ったりすると、煙ぽいコーヒーが出来上がる原因となりますから、コーヒー豆の焙煎中に発生する煙は素早く除去する必要があるのだと思います。

 

コーヒー豆の焙煎中にコーヒー豆を覆っていた薄皮(チャフ)が剥がれます。

この薄皮(チャフ)も、素早く除去しないと異臭が焙煎コーヒー豆にしみ込む原因ともなります。

剥がれ落ちた薄皮(チャフ)を除去するのには、ドラム(シリンダー)内の空気の流れを調整する必要があるのだと思います。

 

コーヒー豆焙煎の重要な熱パラメーターは、環境(雰囲気)温度とコーヒー豆温度だと思います。

エカワ珈琲店は、主として排気ダンパーを使って、ドラム(シリンダー)内の環境(雰囲気)温度を調節しています。

 

エカワ珈琲店が使用しているコーヒー豆焙煎機は、ドラム(シリンダー)内の空気の流れを排気ダンパーを使って調整できるタイプですが、ヨーロッパでは、ドラム(シリンダー)内の空気の流れをONかOFFで制御するタイプの焙煎機が多いようです。