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1ハゼ、First crack (ファーストクラック)

コーヒー豆の焙煎中に、コーヒー豆の組織が膨張・破壊される音がハゼ音なのだと思います。

1ハゼ(First crack/ファーストクラック)と2ハゼ(Second crack/セカンドクラック)があります。

何故、焙煎中のコーヒー豆がハゼるのか、はっきりとわかっていません。

 

ファーストクラック(1ハゼ)は、ライトローストの始まりの指標とされていて、コーヒー豆から大量の水分が蒸発して、その時の圧力でコーヒー豆が膨らみ、コーヒー豆の組織が脆くなって行く過程で発生する細胞壁の破壊音だと考えられているようです。

年老いた珈琲豆焙煎屋も、この考え方を採用しています。

 

ファーストクラック(1ハゼ)は「パチパチ」という強い響きを持つ音ですが、ファーストクラック(1ハゼ)終了後、しばらくしてから始まるセカンドクラック(2ハゼ)は、「ピチピチ」という弱い響きを持つ音です。

 

セカンドクラック(2ハゼ)は弱い響きを持つ音ですが、ファーストクラック(1ハゼ)のように断続的な音ではなくて、連続的に聞こえてくる音です。

1ハゼも2ハゼも、コーヒー豆の細胞壁が破壊される音だと言われていますが、破壊される細胞壁の部分が違っているのだと年老いた珈琲目焙煎屋は想像しています。