極めて大きい豆ということで知られているコフィアアラビカの品種。
多孔性(浸透性)のコーヒー豆で低収率です。
エレファントビーンとも呼ばれています。
1870年に発見されたブラジル産の一変種で、マラコジペの名前は、ブラジル合衆国の港湾都市マラコジペに由来していると言われています。
樹高、果実、種子などすべてに特大で、ティピカ種の優性突然変異と考えられていて、生産性の低いアラビカ種の品種です。
コーヒー豆の大きさは、一般的なアラビカ種のコーヒー生豆よりも、約30~40%大きく、風味はそれほどでも無いのですが、酸味が少ないということで、ヨーロッパでは人気の高いと伝えられています。
現在(2016年)の主な産地は、メキシコとニカラグアで、メキシコ合衆国チアパス州で生産されているマラコジペは、品質が良いということで知られています。