珈琲用語(目次)  珈琲コラム  有料記事案内  珈琲101  珈琲ストアー  エカワ珈琲店 
 

バンカム

 

   

アラビアの名医ラーゼスが、西暦900年頃、「バンカムは刺激的で、さっぱりした味を持ち、胃に非常によい」書き残しているそうです。

当時のアラビアでは、コーヒーの果実を「バン」、それを煎じた飲み物を「バンカム」と呼んでいたみたいです。

 

コーヒー学講義

コーヒー学講義

 

 

以下、人間の科学社発行の『コーヒー学講義/著者は広瀬幸雄、星田宏司』という本からの引用です。

コーヒーについて触れた最も古い記録としては、アラビアの名医ラーゼス(865年~922年)のものがあります。

彼は900年ころ、アラビアで民間薬的に煎じられて服用されていた、ビシニア産の木の実の液に興味を持ち、「陽気なさっぱりしたもので、胃に非常に良い」と書き残しています。

当時、人々はコーヒーの果実をバン、煎じ出されて飲まれている液をバンカムと呼び、水に浸した生豆を殻のまま煮だして、一種の「霊薬」として用いていました。

すなわち、コーヒー飲用の始まりは、現在、私たちが嗜好品として飲んでいるものではなく、薬としての飲用法だったのです。

 

珈琲用語(目次) 珈琲用語/は