焙煎コーヒー豆の焙煎度の決め方ですが、自家焙煎店やコーヒー豆焙煎会社によって様々です。例えば、スターバックスコーヒーにブロンズローストがあるように・・。
しかし、焙煎したコーヒー豆の色を基準にして、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りと、焙煎度合(煎り加減)を4つに分類するのが一般的のようです。
ちなみに、年老いた珈琲豆焙煎屋の焙煎方法では、煎り上がる焙煎コーヒー豆の色が濃くなる傾向があります。ですから、焙煎コーヒー豆の煎り具合は、色だけで無くて焙煎中に2回発生するハゼ音(1ハゼと2ハゼ)を基準に使って分類しています。
コーヒー豆の焙煎度(煎り具合)は、浅煎り→中煎り→中深煎り→深煎りという順序で進行して行きます。
コーヒー豆を焙煎していると、パチパチという音が聞こえてくる段階があります。これが1ハゼです。1ハゼが始まると、焙煎度は浅煎りの煎り具合に入ります。そして、1ハゼが終了すると、焙煎度は「浅煎り」から「中煎り」の煎り具合に入ります。
焙煎が進行して行くと「ピチピチ」という2回目のハゼ音が聞こえてきます。2ハゼです。2ハゼが始まると、焙煎度は「中深煎り」の煎り具合になっています。
そして、2ハゼが始まってしばらく時間が経過すると、焙煎コーヒー豆の焙煎度は「深煎り」の段階に入ります。
浅煎り(ライトロースト)は、シナモンロースト、ニューイングランドローストと呼ばれる煎り具合です。
中煎り( ミディアムロースト)は、アメリカンロースト、ブレックファーストロースト、シテイーローストと呼ばれる煎り具合で、アメリカンローストから順番に煎り具合が深くなって行きます。スペシャリティーコーヒー豆の煎り具合は、シティーローストが一般的です。
中深煎り(ミディアムダークロースト)は、フルシティーローストの煎り具合です。焙煎したコーヒー豆表面の色は濃い茶色で、コーヒーオイルが表面に到達している場合も、時々見られます。
深煎り(ダークロースト)は、ウィーンロースト、フレンチロースト、イタリアンローストと呼ばれる煎り具合ですが、年老いた珈琲豆焙煎屋が許容できる深煎りは、ウィーンローストまでの煎り具合です。
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