珈琲ブログ(有料記事)

コーヒー専門ブログ、コーヒーと珈琲商売に関する有料記事を販売しています。

ミディアムダークロースト

年老いた珈琲豆焙煎屋(和歌山市のエカワ珈琲店の店主)は、昭和の時代のコーヒー豆自家焙煎屋ですから、焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)の分類については、「浅煎り・中煎り・深煎り」の3段階分類に馴染んでいる珈琲世代です。

 焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)の分類方法ですが、大雑把にですが、3段階に分類する方法、4段階に分類する方法、8段階に分類する方法などが知られています。

f:id:ekawa:20180816195920p:plain

 

焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)分類は、相当に主観的です。年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店のマスター)の煎り具合(焙煎度)分類を見てくれれば理解してもらえると思います。

煎り具合(焙煎度)分類については、珈琲業界で統一した基準がありません。使用する焙煎機によって、あるいは、コーヒー豆焙煎の担当者によって、微妙に、あるいは、大幅にコーヒー豆焙煎の仕方が異なっているわけですから、当然と言えば当然だと思います。

焙煎コーヒー豆煎り具合の好みは、住んでいる場所によって異なります。その好みの違いによって、イタリアンロースト、フレンチロースト、スペインローストなどと分類することもあります。

また、スターバックスコーヒーのように、独自の焙煎度合い(煎り具合)の名称を作って分類している珈琲会社もあります。

 

というように、焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)はそれぞれです。しかし、一般的に焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)を次の4つの煎り具合に分類する傾向があるようです。

(1)ライトロースト

浅煎り。軽いロースト。明るい茶色。

(2)ミディアムロースト

1ハゼ~2ハゼの間の煎り具合。

(3)ミディアムダークロースト

2ハゼの始まり~2ハゼの真ん中あたりの煎り具合。フルシティーロースト、アフターディナーロースト、ウィーンローストと呼ばれている当たりの煎り具合。

(4)ダークロースト

2ハゼの真ん中以降の煎り具合。フレンチロースト、イタリアンローストと呼ばれている当たりの煎り具合です。

 

ミディアムダークローストは、コーヒー豆の煎り具合(焙煎度合い)を4段階に分類した時の「やや深煎りor中深煎り」の焙煎度合いだと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

焙煎コーヒー豆の色は濃い茶色、あるいは、焦げ茶色、またはナチュラルブラウン(黒い茶色)。

シングルオリジンのコーヒー豆をエスプレッソコーヒー向けに焙煎する場合、ミディアムダークロースト(やや深煎り)の焙煎度合(煎り具合)で焙煎加工するのが一般的になっているようです。