珈琲ブログ

コーヒー専門ブログ、コーヒーと珈琲商売に関する有料記事中心に展開して行くつもりです。

珈琲用語

シングルエステート(Single Estate)

ブラジルのダテーラ農園 シングルエステート(Single estate )は、単一の農場、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)コーヒーの生豆が、単一農場、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)、単一の農家のグループによって生産されていることを説明するのに使用する用語…

2000年~2010年頃版簡単な珈琲用語集【その3】

【目次】 (1)ブン (2)包装 (3)包装方法 (4)ボールドグレーン (5)フラット(Flat) (6) ファーメンテーション(Fermentation) (7)ファーメンティド(Fermented) (8)スイス・ウォーター・プロセス(Swiss Water Process) (9)コマーシャルコーヒー | Commer…

2000年~2010年頃版簡単な珈琲用語集【その2】

【目次】 (1)クーリングトレー/Cooling Tray (2)コーヒーフレーバーホイール (3)デカフェコーヒー、カフェインレスコーヒー、 (4)乾燥 (5)スクリーン (6)有効成分の抽出 (7)有機酸 (8)パウ (9)ハード(Hard) (10)ハラー(Harrar) (11)フルーティ…

2000年~2010年頃版簡単な珈琲用語集【その1】

【目次】 (1)モカ香 (2)ロースター (3)粒形 (4)粒度 (5)モカ・マタリ (6)ロット (7)リパーゼ (8)ロングベリー (9)ロングトップ (11)ロースティング・ロス (12)ハイディ(Hidy) (13)ハリング(Hulling) (14)メラノイジン (15)パーストクロビ…

カルディー

カルディーは、有名なコーヒーの発見伝説のうち、コーヒーのふるさとエチオピアでコーヒーが発見されたという伝説の主人公の名前です。 山羊飼い人のカルディーが、ヤギがコーヒーの実を食べて興奮している様子を見て、コーヒーを発見したという伝説が、『カ…

超臨界流体抽出法

超臨界流体について、Wikipedia/超臨界流体の説明を引用すると・・・。 超臨界流体(ちょうりんかいりゅうたい)とは、臨界点以上の温度・圧力下においた物質の状態のこと。気体と液体の区別がつかない状態といわれ、気体の拡散性と、液体の溶解性を持つ。 …

発酵したコーヒー生豆

収穫したコーヒーの果実からコーヒー豆を取り出す工程を、コーヒー豆の精製と呼んでいます。しかし、精製処理したのちにも、色々な異物・欠陥豆などが混じっています。 コーヒー豆の生産輸出国では、出荷(輸出)に当たっての出荷基準(輸出基準)を設定していま…

焙煎したコーヒー豆の保存と脱酸素剤

焙煎コーヒー豆保存に使う脱酸素剤の条件 焙煎したコーヒー豆や紅茶の保存で「脱酸素剤」を使用する時の留意点ですが、コーヒーや紅茶は香りの飲み物ですから、酸素は吸収しても食品の香りを吸収し難い性質を持つ「脱酸素剤」を選択する必要があるのだと思い…

ビター(Bitter)

苦味。舌の後の部分で知覚されると言われている不快な味。 焙煎したコーヒー豆は全て、多い少ないの違いがありますが「苦味」を持っています。 適度な苦味は、甘味とほど良く調和します。ダークローストのコーヒー豆で淹れたコーヒーや過剰抽出のコーヒーは…

キレのある味

コーヒーの場合、「切れのある苦味」や「切れのある酸味」は、コーヒーの美味しさを表現する時に使われる言葉だと思います。 コーヒーを口に含んだ時に苦味や酸味を感じたのですが、コーヒーを飲み込んだらすぐに苦味や酸味が消えてしまって口の中に苦味や酸…

ブラジル・ブルボン・サントスコーヒー/Brazil Bourbon Santos Coffee

ブラジルのブルボンサントスは、高品質で中庸の香味を持つブルボン種のコーヒー豆です。通常、サントスの港から出荷されています。 このサントス港から輸出されるコーヒーを、ブラジル・サントスという市場名で呼んだりもしています。 ブルボンサントス ブル…

コーヒーの成分について簡単に・・・

たんぱく質・炭水化物・脂質という3大栄養素以外で、コーヒーに含まれている成分について幾つか書き出してみます。 コーヒーに含まれている成分で一番知られているのが、カフェインなのだと思います。

【コーヒー生豆の化学成分】オリゴ糖(少糖類)

インターネット内を検索すると、オリゴ糖は単糖が数個結合した糖で、単糖の結合数によって二糖からおよそ十糖まである少糖の総称だと説明されています。 自然界に存在する主なオリゴ糖として、二糖類のスクロース(ショ糖)・マルトース(麦芽糖)・ラクトース(…

精製

世界的に知られている三大嗜好飲料、コーヒー、お茶、ココアの中で最も人気のある飲み物はコーヒーです。 コーヒーを生産する数十か国の2500万の農家が、コーヒー豆で稼ぐ収入に依存していると言われています。 収穫したコーヒーの果実から、外皮・果肉…

シェードツリーコーヒー、シェイドグロウンコーヒー、日陰で栽培されたコーヒー

森林で覆われた土地で、多様な生態系の保全や渡り鳥の保護に配慮して生産されている『サステイナブルコーヒー』。シェードグロウンコーヒーは、木々で覆われた自然環境の下、自然な方法で栽培されたコーヒーで、環境にも優しいコーヒーだと思います。

デカフェネイション(Decaffeination)

コーヒー豆からカフェインを除去するプロセス。コーヒー生豆やココアの豆、紅茶の葉からカフェインを取り除くプロセスを、デカフェネイション(Decaffeination)と呼んでいるのだと思います。

ピーベリー/Peaberry

コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆や淹れたコーヒーの原料となるもので、コーヒーチェリーと呼ばれている赤い果実の種の部分です。果実の種なのですが、豆と似ているのでコーヒー豆と呼ばれています。 (1)ピーベリー/Peaberryのコーヒー豆 (2)ピーベ…

塩化メチレン法

wikipedia/クロロエチレンより引用 コーヒー豆からカフェインを除去する方法として、有機溶媒を使ってカフェインを除去する方法、水だけを使ってカフェインを除去する方法(スイスウォータープロセス)、化学溶媒の代わりに二酸化炭素を使ってカフェインを除…

アフリカンベッド/African Beds

コーヒー生豆の生産工程は、①コーヒー果実の収穫(採取)→②精製(処理)→③乾燥→④選別を経て、コーヒー生豆という商品が誕生します。 精製には、大雑把にナチュラル(乾式法)とウォッシュド(湿式法)という2つの処理方法が知られています。 コーヒー豆の乾燥方法 …

アビシニア/Abyssinia

エチオピアの旧称。エチオピアの人々のことを、古来アラビア人は「混血」の意味でアビシニアと呼んでいたそうです。 南アラビアからの移住民とアフリカ原住民、アフリカ遊牧民が混血を繰り返して、26の種族と100以上の言語に分かれていると伝えられてい…

アフターテイスト(Aftertaste)

コーヒーを飲んだ後、ある程度の時間、コーヒーの香味が口の中に残っている状態。 コーヒーの香味が、長期間、余韻として心の中に残っている状態。後味。美味しいコーヒーほど、心地良い香りと味わいが残り、コーヒーの余韻を楽しむことができるはずだと考え…

アストリンジェント(Astringent)

Wikipedia/柿より引用 未熟なコーヒー生豆によって引き起こされる、舌がしびれるような不快な感覚。 舌にしびれを感じさせる不快な味。渋みやえぐ味。収斂性。Astringent taste は、渋味を意味しているのだと思います。 カキタンニンやリンボクタンニンのよ…

アシディティ(Acidity)

Coffee Acidity。コーヒーの酸味。 アシディティ(Acidity)という言葉を聞くと、酸味、パンチの利いた味、シャープな味、苦味を想像してしまいますが、コーヒーの世界では、コーヒー豆がもともと持っている、切れの良い甘味を強調するすっぱさ、スッキリして…

麻袋/またいorあさぶくろ

「またい」or「あさぶくろ」と読む。コーヒー生豆を入れて輸出する麻製のコーヒーバッグ(布袋)。 麻袋には、生産国名・銘柄・輸出入業者名が印刷されています。黄麻(ジュート)などで作られています。 ジュート袋。コーヒー生豆を入れて輸出するための麻製の…

アザー・マイルド

「アザーマイルド」という用語は、コーヒー取引用の分類用語だとエカワ珈琲店は考えています。 ICO(国際コーヒー機関)では、コーヒーをコロンビア・マイルド、アザー・マイルド、ブラジル&アザー・アラビカ、ロブスタの4つのグループに分類しています。…

アサービク(Acerbic)

渋味を感じる嫌な酸味、嫌悪感を催す酸っぱさをアサービク(Acerbic)と呼んでいるのだと思います。コーヒーの欠陥味です。 淹れたコーヒーを長時間保温したり、高温で温めたりすると発生するコーヒーの欠陥味。 アサービク(Acerbic)は、コーヒーの不愉快な酸…

アクリド/Acrid

写真は『アクリド/Acrid』と全く関係ありません。 アクリド/Acridをweblioで調べると、 主な意味として『(におい・味など)つんとする、からい、苦い、しんらつな、とげとげしい』と説明されています。 苦くて、鼻や舌を刺激するとげとげしい嫌悪感を覚える…

アクアパルプ・メソッド(Aquapulp Method)

coffee networkより引用 コーヒー果実から種子だけを分離する精製工程を経て、コーヒー生豆は商品になります。 水洗式(ウェットプロセス)の精製工程では、コーヒー果実を湿らせて、不必要な果肉や皮の部分を取り除きます。 コーヒーの果実や粘液部分(ミュー…

アカネ科

世界の三大嗜好飲料と言えば、コーヒーとお茶とココアです。もちろん、アルコール飲料を除いてですが。そして、コーヒーはアカネ科、お茶はツバキ科、ココアはアオギリ科の植物です。

アヴィセンナ

980年~1037年。アラビア医学の権威で哲学者。イブン・スィーナ(orイブン・シーナ)はバグダットのペルシア人医師で、アヴィセンナはラテン語名。 飲料としてのコーヒーの起源はアラビア古典医学だと、ユーカースの著作「オールアバウトコーヒー」に記…