珈琲コンパス

年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲ウンチク、珈琲ウンチク雑記帳

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珈琲用語 | 文化・歴史

コーヒーの語源

コーヒーを煎じて作った飲み物を、アラビアで「カーワ」と呼んでいました。それがトルコに伝わって「カーヴェ」と呼ばれるようになって、さらに、それがヨーロッパに伝わって、フランス語でカフェ、オランダ語ではコーヒーとなったと言われています。 アラビ…

オマールの発見伝説

アラビア半島でコーヒーが発見されたとする伝説。 シェイク(orシーク)・オマールという回教僧がコーヒーを発見したという伝説で、シェイクはアラビアの族長の称号だとされています。

カルディー

カルディーは、有名なコーヒーの発見伝説のうち、コーヒーのふるさとエチオピアでコーヒーが発見されたという伝説の主人公の名前です。 山羊飼い人のカルディーが、ヤギがコーヒーの実を食べて興奮している様子を見て、コーヒーを発見したという伝説が、『カ…

太田南畝(おおたなんぽ)

太田南畝(おおたなんぽ)、通称『蜀山人(しょくさんじん)』は、食の世界では歴史上の有名人です。もちろん、コーヒーの世界でも蜀山人(しょくさんじん)は有名で、20世紀に刊行されたコーヒー関係書物で蜀山人(しょくさんじん)という名前をよく見たものです…

アビシニア/Abyssinia

エチオピアの旧称。エチオピアの人々のことを、古来アラビア人は「混血」の意味でアビシニアと呼んでいたそうです。 南アラビアからの移住民とアフリカ原住民、アフリカ遊牧民が混血を繰り返して、26の種族と100以上の言語に分かれていると伝えられてい…

アヴィセンナ

980年~1037年。アラビア医学の権威で哲学者。イブン・スィーナ(orイブン・シーナ)はバグダットのペルシア人医師で、アヴィセンナはラテン語名。 飲料としてのコーヒーの起源はアラビア古典医学だと、ユーカースの著作「オールアバウトコーヒー」に記…

コーヒーを淹れる道具(or器具)の歴史

21世紀の現在、世界で一番飲まれている嗜好飲料はコーヒーで、コーヒーのある生活は当たり前になっています。しかし、コーヒー醸造器具(コーヒーを淹れる道具)の進化の歴史はあまり知られていません。 コーヒーの飲用ですが、アラビア半島からトルコを経由…

蜀山人(しょくさんじん)

太田南畝(おおたなんぽ)。本名は覃(ふかし)。通称は直次郎。江戸時代の中期と後期を代表する狂歌師・劇作家。御家人。幕府の官吏。1749年~1823年、75歳。 食通で、料理についての造詣(ぞうけい)が深く、「会席料理仕様帳」という本を出版してい…

SCA/Specialty Coffee Association

SCAA(Specialty Coffee Association of America/アメリカスペシャルティコーヒー協会)とSCAE(Speciality Coffee Association of Europe/ヨーロッパスペシャリティコーヒー協会)が2017年1月に合併、SCA(Specialty Coffee Association)となりました…

アメリカン・スペシャリティー・コーヒー協会/SCAA

SCAA(Specialty Coffee Association of America)。アメリカン・スペシャリティー・コーヒー協会。 1982年、スペシャリティーコーヒーの共通基準作成を目指して、アメリカの焙煎加工業者が集まって結成した団体。 世界最大のコーヒー取引業者の団体。 1…

ドゥー・ベロワ

1800年初頭、フランスのバリで完成されたドリップ・ポットを考案したのが、ドゥー・ベロアです。このポットの出現で、透過法が一般的になって行きました。

ドゥ・クリュー | マルチニーク島

ドゥ・クリュー 18世紀、フランス領でカリブ海に浮かぶマルチニーク島に駐在していた海軍士官。ガブリエル・マチュー・ドゥ・クリュー(1686~1774年)。 1706年、ジャワからオランダに送られたアラビカ種のコーヒーノキが、たった1本だけ生育…

鄭永慶(ていえいけい)

日本最初の本格的な喫茶店、「可否茶館」を明治21年に開業した人。 この「可否茶館」の経営に失敗して、借金から逃れるためアメリカに密航、明治38年7月17日、シアトルにて37歳で生涯を終えたとされています。

スーフィズム(イスラム神秘主義)とコーヒー

コーヒーの起源に関する伝説で有名なのが、カルディーの伝説とオマールの伝説です。 そして、これらのコーヒー起源伝説の主人公はイスラム教の僧侶で、スーフィーと呼ばれるイスラム神秘主義の宗派に属する僧侶です。 コーヒーが飲まれるようになって、イス…

カルディーと山羊の珈琲発見伝説

珈琲と人類の出会いについては幾つかの伝説があるわけですが、その中でよく知られている珈琲発見伝説は、オマールの小鳥による発見伝説とカルディーの山羊による発見伝説です。 そのうち、カルディーと山羊の珈琲発見伝説は、発見された場所がコーヒーの原産…

クレメンス8世(orクレメント8世)

キリスト教にとっての異教徒(イスラム教)の飲み物であったコーヒーに、1605年、「コーヒー洗礼」を授けたローマ法王(1535年~1605年)。 以後、キリスト教徒も、おおぴらにコーヒーを飲むようになったと伝えられています。

コーヒー醸造(or抽出)の歴史

コーヒーの果実を煮出して飲み始めたのが紀元1000年頃で、コーヒー豆の焙煎が始まったのは紀元1300年頃だと言われています。 コーヒー豆の焙煎ですが、初めの頃は土器(or陶器)で、その後金属製の鍋が使われるようになって、焙煎したコーヒー豆を乳鉢…

エチオピア商品取引所(ECX/Ethiopian Commodity Exchange)

エチオピア出身で世界銀行で長年働いていたEleni Zaude Gabre-Madhin(エレーニ・ガブレ・マディヒン)さんの働きかけによって生まれたエチオピア政府主導の農作物取引市場が、エチオピア商品取引所(ECX/Ethiopian Commodity Exchange)だと理解しています…

国際コーヒー機関(ICO)

International Coffee Organization。略してICO。国際コーヒー協定を運営管理するための機関。1963年、ロンドンに設立される。 総加盟国数は75か国(2017年4月現在)で、コーヒー豆の輸出国45か国、コーヒー豆の輸入国が30か国から構成されてい…

バンカム

アラビアの名医ラーゼスが、西暦900年頃、「バンカムは刺激的で、さっぱりした味を持ち、胃に非常によい」書き残しているそうです。 当時のアラビアでは、コーヒーの果実を「バン」、それを煎じた飲み物を「バンカム」と呼んでいたみたいです。 以下、人…

ボストン茶会事件

1773年、アメリカのボストンで発生した事件で、ボストン・ティー・パーティー事件とも呼ばれています。 1776年のアメリカ合衆国独立宣言(アメリカ革命)のきっかけとなった事件です。 この事件を契機に、アメリカ人は、紅茶の消費量を減らして、コー…

バール

イタリアの立ち飲み型コーヒー店。 地域に密着していて、地域の人がエスプレッソを飲んだり、昼食を食べたりする店。 バリスタと呼ばれるプロのコーヒー職人が、エスプレッソコーヒーを作ったり、接客したりしている店。 日本の喫茶店と同じような業態で、軽…

オール・アバウト・コーヒー

ウィルアム・H・ユーカーズと彼の経営するティーアンドコーヒートレイドジャーナル社が、全世界からコーヒーに関する様々な資料を取り寄せて編集した書籍。 1922年(大正11年)に初版が発行されて、1935年(昭和10年)には改訂再販が出版されました…

昭和23年の群馬コーヒー事件とエイジングコーヒー生豆

第2次世界大戦中、群馬県の繭関係の倉庫に保管していた旧日本軍関係のコーヒー生豆を、戦後、地元の役所の人たちが、戦災復興資金に充てる目的で売りさばいていたところ、昭和23年(1948年)6月、隠退蔵物処分違反、価格統制令違反、等々で摘発された…

エミール・ローレン

19世紀末、アフリカのコンゴ盆地でロブスタ種のコーヒーを発見した、ペルギー人の科学者。 1898年、カネフォーラ種の代表的変種であるロブスタ種が、アフリカのコンゴ盆地で自生しているのを発見して、コフィア・ローレンティと命名したペルギー人の科…

ジャマイカ

キューバの南に位置するカリブ海の島国で、イギリス連邦に所属しています。 有名な「ブルーマウンテン」は、ジャマイカで生産されるコーヒーです。 ジャイカの位置するジャマイカ島は、カリブ海の大アンチル諸島の中で、キューバ島、イスパニア島に次いで3…

コロンビア

南米大陸の北西端に位置する国で、日本の約3倍の面積があって、北はカリブ海、西は太平洋に臨んでいます。 標高1000m~2000mの高原地帯は、コーヒーの栽培に適していて、高品質の水洗式アラビカ種が生産されることで有名です。 コロンビア・マイ…

グアテマラ

グァテマラには、1750年、イエズス会修道士によって初めてコーヒーが持ち込まれたとされています。 グァテマラのコーヒーは、標高600m~1500mの山の斜面で栽培されていて、青みを帯びた大粒のコーヒー豆で、味は柔らかく、良質な酸味とコクを持…

コーヒーベルト/Bean Belt

コーヒーを栽培するには、気温・降水量・雨期と乾期・日光・土壌・標高と、色々な条件が求められます。 それらの条件を満たす地域が、赤道を挟んで南北25度の環状地帯です。 コーヒーの栽培に適した、この環状地帯のことをコーヒーベルトと呼んでいます。 …

国際コーヒーデー(国際コーヒーの日)/International Coffee Day

2015年から、国際コーヒー機関(IOC)に加盟している77の国と数十のコーヒー協会が、毎年10月1日を「国際コーヒーデー/International Coffee Day 」として、様々なイベントを実施しています。 コーヒーは、世界で一番愛されている嗜好飲料です。…