珈琲ブログ(有料記事and無料記事のコーヒー用語集)

コーヒー専門ブログ、コーヒーと珈琲商売に関する有料記事販売と、無料記事の「珈琲用語集」をエントリーしいます。

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ハンドドリップでコーヒーを淹れる時の物理化学的プロセス

NOTEに有料記事「ハンドドリップでコーヒーを淹れる時の物理化学的プロセス」を投稿しました。4か月半ぶりです。 NOTEに投稿している有料記事は、エカワ珈琲店の複業の稼ぎ頭です。しかし、今年(2017年)の夏、年齢の影響なのか体調があまり芳しくなくて…

コーヒー豆焙煎中に発生する、メイラード反応、ストレッカー分解、カラメル化反応

焙煎コーヒー豆の褐色色素の形成には、メイラード反応とカラメル化反応が、香り成分の生成には、メイラード反応、ストレッカー分解、カラメル化反応が関係しているに違いないと考えています。

コーヒーを飲んだ時に感じる「甘味」についてのエカワ珈琲店の考察

焙煎したコーヒー豆には甘味成分が含まれていないとする有名な研究報告があります。でも、コーヒーを飲むと甘味を感じることが多々ありますから、おそらく甘味成分は存在しているのだろうと考えています。

焙煎コーヒー豆の挽き方(挽き具合)ガイド

コーヒーをハンドドリップで淹れることを前提にして、コーヒー豆を焙煎加工して粉砕しています。 煎りたて新鮮な焙煎コーヒー豆を販売しているので、ハンドドリップやコーヒーメーカーで淹れる場合でも、粗挽きorやや粗挽きの挽き具合を推奨しています。 た…

焙煎コーヒー豆のシェルフライフ(食品寿命)

一般に流通している焙煎したコーヒー豆は、焙煎後、豆のままか、あるいは粉に粉砕して袋詰めして商品棚に並べられます。 商業流通している焙煎したコーヒー豆の場合、気密性の高い包装方法が採用されています。 長期間の流通に対応するのに最適な方法として…

秘伝、コーヒーに「甘味」をもたらす焙煎方法

お米の炊き方の秘訣は、「初めチョロチョロ、中パッパ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて・・・」ですが、コーヒーに「甘味」をもたらす焙煎方法の秘訣も、「はじめチョロチョロ、中パッパ、パチパチ鳴ったら徐々にチョロチョロ」だとエカワ珈琲店は考えてい…

コーヒーブルーム(Coffee Bloom)を理解して美味しいコーヒーを淹れよう

美味しいコーヒーを淹れるための科学、それは簡単な科学理論なのだと思います。コーヒーを淹れる時の蒸らし(ブルーミング)でコーヒー粉が膨らんだ(コーヒーブルーム/Coffee Bloom)なら、美味しいコーヒーが出来上がるはずです。

二酸化炭素ガスが、焙煎コーヒー豆のシェルフライフを決めています

焙煎中に発生して、焙煎後もコーヒー豆内部に吸着している二酸化炭素ガスが、焙煎コーヒー豆の香味成分を空気(酸素)の攻撃から守るバリアーの役割を演じているのだと思います。 その焙煎コーヒー豆内の二酸化炭素ガスですが、焙煎後数週間くらいで、その大部…

エカワ珈琲店の焙煎教室

「エカワ珈琲店の焙煎教室」は、(1)~(3)と3回に分割してnote にて有料販売させて頂いています。 珈琲手帳にも、(1)~(3)と3回に分割してnote で販売している有料記事を宣伝するブログ記事を投稿しています。

焙煎=化学反応を利用してコーヒー独特の香味を作り出す作業

コーヒー豆の焙煎は、コーヒー生豆に含まれている香味の基礎となる成分を加熱して、その成分に化学反応を発生させて、コーヒー独特の香味を作り出す作業だとエカワ珈琲店は考えています。

エカワ珈琲店のコーヒー豆焙煎物語

小麦粉の生地からメンを作る時には、まずメン帯を作ってから、メン線を切り出すそうです。 その時の、メン帯・メン線の物理的な数値ですが、製造する規模によって違いが出てくると言われています。 小麦粉への加水量・添加物量など、俗にいうレシピを同じに…

焙煎とは何だ/エカワ珈琲店の焙煎理論

エカワ珈琲店がこれまでに積み重ねて来た焙煎に関係する知識・経験・技術を記事にして、note を通じて有料で販売しています。 エカワ珈琲店は、20数年もの年月を費やして、コーヒー豆焙煎に関係する知識・経験・技術を積み重ねて来ました。

スペシャリティーコーヒー豆の焙煎方法

コーヒー豆焙煎機のコーヒー豆焙煎処理能力やコーヒー豆を焙煎する技術ですが、20世紀の100年間で目覚ましい進歩を遂げて来たと考えられています。 特に、デジタルでコーヒー豆を焙煎処理する大型焙煎機の機能は、目覚ましい進歩を遂げたと考えられてい…

小型生産用焙煎機を使ってのコーヒー豆焙煎加工は、それほど難しくないと思っています

年老いた珈琲豆焙煎屋は、小型生産用コーヒー豆焙煎機を使ってのコーヒー豆焙煎加工については、約30年の経験を持っています。 年間1000回(バッチ)以上、コーヒー豆を焙煎加工しているので、これまでに3万回(バッチ)以上、コーヒー豆を焙煎加工した経…

コーヒー生豆の生産

コーヒー豆は、エチオピアを原産地とするアカネ科コーヒーノキに成る果実の種です。 多くの国々では、労働集約型の手作業でコーヒー果実を摘み取る作業を行っていますが、ブラジルの農場のように比較的平坦で大きな農場では、コーヒー果実の収穫は機械化され…

コーヒーノキの栽培

『コーヒーノキの栽培』では、「コーヒーを生物学的に/コーヒーバイオロジー」「コーヒーノキの栽培について/アラビカ種とロブスタ種」、「コーヒーノキの栽培方法と環境」と、エカワ珈琲店はこのように理解しているというタイプの3つの記事を掲載してい…

ローストプロファイル作成の練習方法

その日に焙煎した全てのバッチにおいてローストプロファイルを作成して、そのローストプロファイルの大部分が、エカワ珈琲店が考えている範囲内のローストプロファイルだったとしたら、その日のローストプロファイリングの作成練習は大成功だと考えることに…

コーヒー豆焙煎のプロセス

コーヒー生豆を火力で煎ることを、焙煎(ロースト)と呼んでいます。 緑黄色の少し発酵臭のともなった青臭いコーヒー生豆は、焙煎という人為的プロセスを経ることで、魅惑的な香りや風味を作り出すのだと思います。 コーヒー豆の焙煎は、コーヒー生豆を加熱す…

趣味でコーヒー豆を焙煎する方法

趣味(自宅)でコーヒー豆を焙煎(ホームコーヒーロースティング)するのは、それほど難しい作業ではなくて、もしかしたら、楽しくて面白い作業なのかもしれません。 コーヒー豆を焙煎する道具にこだわりがなければ、それほどお金を使わずに美味しいコーヒーを味…

エカワ珈琲店の焙煎教室(その1)

焙煎の進行過程(焙煎工程)でのコーヒー豆の色の変化、それによって焙煎の進み具合を把握することができるとエカワ珈琲店は考えています。 だけど、それだけでは不十分で、それにプラスして、焙煎中のコーヒー豆のハゼ音や形状の変化、それに香りの変化も把握…

エカワ珈琲店の焙煎教室(その2)

エカワ珈琲店のコーヒー豆の煎り具合と焙煎の進行具合 1992年に購入した直火式小型(容量5kg)生産用コーヒー豆焙煎機を使って、エカワ珈琲店がコーヒー豆を焙煎するときの基本的な煎り具合と焙煎の進行具合を説明します。 焙煎の進行具合を11段階に分…

エカワ珈琲店の焙煎教室(3)

欧米での標準的なコーヒー豆の煎り具合とコーヒー豆焙煎の進行具合 エカワ珈琲店の焙煎コーヒー豆の煎り具合やコーヒー豆焙煎の進行具合ですが、相当に独特なので、違和感を覚える部分が多々あるかもしれません。 そこで、欧米を中心とした標準的な焙煎コー…

エカワ珈琲店版、2016年コーヒーの旅

生産者が収穫した赤く熟したコーヒーの果実は、何ヶ月かの時と幾つもの工程を経て、1杯のコーヒーとなります。 1杯のコーヒーが出来上がるまでの工程を、『エカワ珈琲店版、2016年コーヒーの旅』と題して、簡単に辿ってみることにします。 【目次】 (…

コーヒーの苦味の感じ方と苦味について色々と・・・

コーヒーに雑味があれば、コーヒーの苦味が弱くなります。 コーヒーを淹れるときに、できるだけ雑味を排除してやれば、そのコーヒー浸出液の苦味が強くなります。 コーヒー浸出液に「とろみ」があればあるほど、コーヒーの苦味が弱くなります。 苦味を感じる…

エカワ珈琲店流、コーヒー豆焙煎のエクササイズ

エカワ珈琲店ですが、1990年代の中ごろ、(小型生産用焙煎機による)コーヒー豆焙煎の学習方法を必死になって探していた時期があります。 コーヒー豆の焙煎=職人の勘の時代でしたから、コーヒー豆の焙煎を体系的に学習したくても、流通している情報量はご…

お金になる焙煎方法/コーヒー豆焙煎(コーヒーロースティング)のコツ

芳香族化合物に酸、その他のフレーバーを構成する成分が、加熱によって新しく現れたり、加熱によって新しく現れた成分とコーヒー生豆にもともと含まれていた既存の成分との間で複雑な化学反応が発生したりと、色々な化学反応が入り乱れて発生するプロセス、…

コーヒーアロマ/コーヒーの香り

コーヒーを口にしたときの感覚には、「味覚」と「口触り」の2つがあるのだと思います。 コーヒーの味覚は、甘味・塩味・苦味・酸味で、コーヒーの口触りは、温感・粘性・濃度なのだと思います。 コーヒーの香りは、味覚と口触り、その2つの感覚と混じりあ…

中煎りコーヒーの苦味の原因物質と深煎りコーヒーの苦味の原因物質

21世紀に入ってから、コーヒーの苦味の原因物質については、新たな考え方が登場しています。 コーヒーは、酸味・苦味・甘味、時として渋味などが複雑に混じりあった複合的な風味を持っています。

エカワ珈琲店流、独学のためのコーヒー豆自家焙煎練習方法

エカワ珈琲店は、20数年のコーヒー豆自家焙煎歴を持っています。 その経験を基にして、コーヒー豆の自家焙煎を開始した頃の『エカワ珈琲店流コーヒー豆焙煎の練習方法』を書き留めて置くことにします。 参考までに、エカワ珈琲店が使用している生産用のコ…

コーヒーの香気成分

コーヒーで最も重要な成分といえば、コーヒー豆を焙煎することによって生成する香気成分なのだと、エカワ珈琲店は考えています。 コーヒー豆を加熱処理すると、いろいろな香気成分が生成されます。 焙煎で生成するコーヒーの香気成分ですが、現在(2016年…