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アラビカ種

アラビカ種は、アビシニア(エチオピア)が原産地で、古くから対岸のアラビア半島南部で栽培されていたコーヒーノキが、世界各地に移植されて、栽培地域が広がって行ったと考えられています。

 

樹の高さは5~6メートル、葉は10~15センチメートルぐらいで、葉の表面は濃緑色です。

栽培には、気温15度~25度、標高500~2000mの傾斜地が適しています。

アラビカ種は、他の品種と比較して、香味が最も優れています。しかし、高温に弱くて、病虫害にも弱いという欠点があります。

 

アラビカ種の主な品種

アラビカ種の代表的な品種は、以下の品種です。

 

(1)ティピカ種

1700年頃、オランダが、インド産のコーヒーノキをインドネシアのジャワ島に移植して、栽培に成功しました。そのコーヒーノキを先祖とする品種群。

 

(2)ブルボン種

ブルボン島(現在はレユニオン島)のコーヒーノキが、ブラジルに移植されてできた品種群。ブラジル・サントスの名前で有名。

 

(3)アマレーロ
果実が黄色に熟する品種です。

 

(4)カトゥラ
ブルボン種の突然変異種。
標高700メートル以上の高地での栽培に適し、直射日光やさび病に強い品種です。

 

(5)ムンドノーボ
ブルボンとスマトラを交配させて改良した品種で、プラジルを代表する多収穫の品種ですが、樹高が伸びすぎるという欠点があります

 

(6)カトゥアイ

ムンド・ノーボの樹高を抑えるために、カトゥラと交配させて品種改良した品種です。

 

(7)マラコジペ

ブラジルのバイア州マラコジペで1870年に発見された、アラビカ種の突然変異種。

樹高、葉、果実ともに大きく、種子の大きさは、アラビカ種の中で最大。

 

(8)カティモール

耐病性のあるティモール(アラビカ)とカトゥラを、人工的に交配させたさび病耐性の強いハイブリット(混血)。

  

以上、記事の一部分を掲載しています。記事全文は「エカワ珈琲店版、珈琲入門【1】コーヒーノキ」(note で販売中の有料記事)の中に掲載しています。

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