フラットビーンのこと。
普通、コーヒーの果実には、2個がペアーになっている半円形の種子が入っています。
この2個の種子ですが、向きあった面が平らになっているので『フラットビーン(平豆)』と呼ばれています。
コーヒーノキは、梅やさくらんぼ、プラムや桃などの仲間で、「多果肉、核果」植物に
属しています。
コーヒーノキになる果実は、1cm~1.5cmくらいの楕円形で、コーヒーノキの枝に多数着生しています。
青緑色から徐々に黄色みを帯びて行き、最終的に鮮やかな赤色になるので、コーヒーチェリーと呼ばれているそうです。
コーヒーの花のめしべには、普通、2つの胚珠があって、受精によって2個がペアーになっている種子(平豆/フラットビーン)ができます。
時々、丸い小粒な1つだけの種子(ビーベリー)になる場合もあります。