複雑な味やニオイを脳が総合的に判断をして、その結果として、人は美味しいと感じるのだそうです。
だから、美味しいと感じる基準は、人によって違うのは当然です。
しかし、食品を提供する側とすれば、できるだけ美味しい食品を提供したいわけです。
そのために、美味しさの構成要因を自分なりに認識しておく必要があります。
ということで、認識しておくべき美味しさの構成要因を4点書き写してみました。
①空腹・疲労・栄養素の欠乏やアンバランスなどの、生理的欲求による美味しさ。
②国・地域・家庭を単位とする、個人の食経験や文化による味付けの美味しさで、食の経験に基づく安心感による美味しさ。
③食の安全を初めとする、様々な食に関する情報にリードされて感じる美味しさ。
④香辛料の刺激などの、薬理学的な美味しさ。高度な嗜好食品の美味しさ。