農家にそれなりの報酬を支払い、有機栽培の農産物に目に見えない価値を認めて、自然資源の管理を実践することに報酬を支払うことで、これまでと違った市場機会を作る試みをサステイナブル農業と呼ぶのだそうです。
そして、そのような持続可能な農業によって栽培されているコーヒーをサステイナブルコーヒーと呼んでいます。
環境上、そして、社会的に持続可能な方法で育てられ、販売されているコーヒーを説明するときに使う、少しだけあいまいな用語。
「オーガニックコーヒー(有機無農薬)」、「フェアトレードコーヒー(公正な貿易)」
「シェードツリーコーヒー(環境保護)」などが、サステイナブルコーヒーの代表です。
日本サスティナブルコーヒー協会のHP「サスティナブルコーヒーって?からの抜粋
サステイナブルコーヒー(sustainable coffee)とは、サステイナビリティー(sustainability = 持続可能性)に配慮したコーヒーのこと。
現在のことだけではなく未来のことも考えた上で、自然環境や人々の生活を良い状態にたもつことを目指して生産/流通されるコーヒーの総称。
石脇智広さんの著書「コーヒーこつの科学/柴田書店」には、サスティナビリティーについて次のように書いてあります。
コーヒー産業におけるサスティナビリティとは、ヒトにもその他の動植物にもやさしい環境を守り続けること、コーヒーに携わるすべての人がそぞれのかかわり方に喜びを感じ続けることを意味しているのだと思います。
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