コーヒーを飲んだ後、ある程度の時間、コーヒーの香味が口の中に残っている状態。
コーヒーの香味が、長期間、余韻として心の中に残っている状態。後味。美味しいコーヒーほど、心地良い香りと味わいが残り、コーヒーの余韻を楽しむことができるはずだと考えています。
アフターテイストは、コーヒーを飲んだあとに喉の奥で経験する感覚だと思います。後味のことで、飲食の後、その味がいつまでも口の中に残っている感覚と定義できると考えています。
コーヒーを飲み込んだ後の余韻をアフターテイスト(Aftertaste)と表現しているのだと思うのですが、その余韻は時間の経過とともに変化して行きます。
コーヒーのアフターテイスト(Aftertaste)ですが、長期間残っている場合も、比較的に短時間で消滅する場合もあります。
食事の後に飲む一杯のコーヒーですが、食事の種類によってコーヒーのアフターテイスト(Aftertaste)も変化することがあります。例えば、カレー料理の後にコーヒーを飲むと、心地良い風味がいつまでも口の中に残っている、という風に・・・。
アフターテイスト(Aftertaste)は、コーヒー品種の品質を評価する重要な要素の一つだと考えられています。
アフターテイスト(Aftertaste)は、食べ物を食べたり、飲み物を飲んだりする行為の最終段階で感じる感覚なのだと思います。
アフターテイスト(Aftertaste)ですが、コーヒーの風味を良くすることもあれば、悪くすることもあると考えています。コーヒーのカッピングにおける簡単な基準の一つが、アフターテイスト(Aftertaste)なのかもしれません。
コーヒーを美味しいと感じる感覚に最も影響を与えているのが、コーヒーを飲み込んだ時の満足感だと思います。どのように心地良いコーヒーの香味であっても、飲み込むこと無しで満足感を得ることができないわけですから。
コーヒーのアフターテイスト(Aftertaste/後味)は、コーヒーを飲み込むことによって生じる人の五感によって感じる全ての感覚だと理解しています。
コーヒーを口に含んで飲み込んだ時に感じる、酸味、苦味、甘味、香り、口当たりなどが混ざり合った感覚の余韻がコーヒーのアフターテイスト(Aftertaste/後味)だと考えているわけです。