SCAA(Specialty Coffee Association of America)。アメリカン・スペシャリティー・コーヒー協会。
1982年、スペシャリティーコーヒーの共通基準作成を目指して、アメリカの焙煎加工業者が集まって結成した団体。
世界最大のコーヒー取引業者の団体。
1982年にアメリカのコーヒー関係者が集まってできた団体で、多数のアメリカの焙煎業者が参加していると伝えられている大組織。
スペシャリティーコーヒー業界の発展に貢献することを目的とした団体で、焙煎業者、小売業者、コーヒー豆生産者と協力関係を保っているコーヒー関係の団体だと解釈しています。
SCAAのカッピングフォームやフレーバーホイールは、日本でもよく知られています。
ちなみに、SCAAフレーバーホイールは、1980年代までにアメリカで使われていた、コーヒーの味と香りに関する基本的な言葉を1995年、フレーバーホイールという形でまとめたものだと「コーヒーおいしさの方程式/田口護、旦部幸博(NHK出版)」に書いてあります。
現在(2018年)は、SCAA(Specialty Coffee Association of America/アメリカスペシャルティコーヒー協会)とSCAE(Speciality Coffee Association of Europe/ヨーロッパスペシャリティコーヒー協会)が2017年1月に合併して、SCA(Speciality Coffee Association/スペシャルティコーヒー協会)となっています。