焙煎したコーヒー豆あるいは粉砕したコーヒー顆粒の表面積を数値化した値をL値と呼んでいます。黒を0、白を100として焙煎コーヒー豆の煎り加減をコーヒー豆の色で評価するための値。
色差計(or色彩色差計)という機械を使って、焙煎コーヒー豆の焙煎加減(煎り加減)を表すのに用いられています。
コーヒーの分野では、コーヒー豆の焙煎の程度を表す指標の一つとなっています。
焙煎が深くなるほど、L値が小さくなります。L値が高くなるほど、焙煎コーヒー豆の色が薄く(白く)なります。
一般的に、L値とは明度のこと。反射した光が人の目に入ることで、人は色を知覚することができるとされています。その色を測定する機械が色差計です。
色差計は、人の目が色を感じる3つの垂体の知覚感度をデータ化して、3つの色彩値LABを導き出してLAB軸という表を使って色がどのように違っているのかを表現しているのだと思います。
そのLAB軸のうち、L軸は明るさを表現している明度軸で、0に近いと黒、100に近いと白となります。 このL軸の値を、L値と表現しているのだと思います。