コーヒー生豆の中に含まれているカビ豆・死豆・発酵豆などは、焙煎工程を経過してもコーヒーらしい色になりません。
これが、主にコーヒー生豆が原因となっている煎りムラです。
もう一つ、焙煎の技術的な問題で、コーヒー豆の表面と内部の焙煎の進み具合が違っているという煎りムラがあります。
焙煎を終了すると、ドラム(シリンダー)から焙煎したコーヒー豆を取り出して冷却します。
冷ました焙煎コーヒー豆は、コーヒー生豆のときよりも1.6倍~1.8倍くらい膨らんでいます。
その焙煎コーヒー豆の色沢にムラがないか、しわの有無、3粒~4粒くらいの焙煎コーヒー豆を割って内側と外側の熱の通り具合を調べれば、技術的な問題による煎りムラが有るか無いかを一応確認することができると考えています。