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エステートコーヒー

単一の農園、単一の地域で栽培・収穫されるコーヒー豆をシングルオリジンコーヒーと呼んでいます。

そして、シングルオリジンコーヒーの特定のタイプのものを、エステートコーヒーと呼んでいます。

エステートコーヒーは、コーヒー豆を精製処理する能力を持つ大規模な農園で生産されているコーヒー豆(生豆)だと理解しています。

 

【参考】下のリンク先ページは、中米に位置しているコスタリカ共和国のアキアレス農園に関する記事です。ちなみに、コスタリカ共和国は軍隊を持っていない国で、コーヒーノキは、アラビカ種のみの栽培が認められている国です。

www.ekawacoffee.work

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コスタリカのアキアレス農園内の学校。coffee network より引用。

 

エステートコーヒーは、単独の農家またはその農家の特定の畑で生産されるコーヒー豆(生豆)で、特定の農家の手法によって生産、精製されるコーヒー豆(生豆)ですから、一般的なコーヒー豆(生豆)よりも安定した高い品質を有している可能性もあるのだと思います。

 

コトバンクは、エステートの意味を以下のように説明してくれています。

プランテーション農業の大農園。大規模に区画されたものが多く,1エステートあたり数百 haから,大きいものは1万 haにも達するものがある。エステート内には近代的な加工工場のほか,教会,学校,病院などもあり,一つの生活単位をなしている。

 

例えば、エカワ珈琲店が大好きなコスタリカのアキアレス農園や、ブラジルのダテーラ農園で生産されているコーヒー豆(生豆)が、エステートコーヒーだと思います。

どちらの農園も、コーヒー農園内に教会・学校などが附属していて、一つの生活単位を形成しているわけですから。

 

【参考】コスタリカのアキアレス農園も、ブラジルのダテーラ農園も、自然保護団体のレイフォレストアライアンス(熱帯雨林同盟、略称RA)の認証を受けている農園です。

www.ekawacoffee.work

 

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