コーヒー生豆の精製工程にて、過乾燥や機械によって物理的に割れた豆で、貝殻状に砕けたコーヒー生豆。
貝殻のような大きな空洞のあるコーヒー豆で、コーヒー豆によく見られる欠陥。
(「珈琲を科学する」/伊藤博、時事通信社より引用した写真です)
コーヒー豆自体には問題がないけれども、焙煎中に煎りムラを起こして、想像していた香味のコーヒーに焙煎できない原因になることもあるといわれています。
黒豆、発酵豆、カビ豆、虫食い豆、木片や石などの異物が混入しているコーヒー豆と同じように、貝殻豆の混入率の高いコーヒー豆もグレード評価が低くなると言われています。
コーヒー生豆の精製工程において、コーヒー生豆を乾燥させすぎたり、機械によって物理的に割ってしまったりすることがあります。
それが原因で、貝殻状に砕けたコーヒー生豆。
貝殻状に砕けたコーヒー生豆は、欠点のある豆とされています。