コーヒーの生豆。焙煎する前のコーヒー生豆。精製したコーヒー生豆。
コーヒーの果実から、果肉・パーチメント・シルバースキンなどを取り除いたコーヒー生豆。
グリーンコーヒー/Green coffeeは、コーヒーチェリーを収穫して、乾燥させて、精製して、麻袋に詰めるという様々な作業工程を経て出荷されるコーヒー豆の名称として使われています。
極まれにですが、本格的な焙煎工程に入る前に、コーヒー生豆の水分含量を揃えるために一度加熱しているコーヒー豆も、グリーンコーヒー/Green coffeeと呼ぶことがあります。
コーヒー生豆、グリーンコーヒー/Green coffeeは、焙煎コーヒー豆や淹れたコーヒーの原料となるもので、コーヒーチェリーと呼ばれている赤い果実の種の部分です。
果実の種なのですが、豆と似ているのでコーヒー豆と呼ばれています。
コーヒーチェリー、あるいはコーヒー果実には、普通、2個の石のような硬さの種が含まれています。
時々、コーヒー果実の中に、種が1つだけしか含まれていないものもあって、その種はピーベリーと呼ばれています。
ピーベリーの発生割合は、10~15%くらいだと言われています。
科学的に証明されているわけではないのですが、ピーベリーのコーヒー豆は、ノーマルなコーヒー豆よりも、より多くの香味成分を持っていると信じられています。
コーヒーの栽培種として、アラビカ種とロブスタ種が知られています。
世界で栽培されている75~80%がアラビカ種で、20%がロブスタ種だと言われています。
コーヒーは、広く世界中で飲まれていて、コーヒーベルトと呼ばれている熱帯、亜熱帯の国々の主要な換金作物となっています。