コーヒー豆の焙煎によって発生した気体(煙)と固体(チャフなど)の混合物に回転流を与えて、その遠心力によって固形物を沈降分離させる装置。
コーヒー豆用小型焙煎機に併設されているサイクロンは、短円筒部とその下部の円錐部で構成されています。
焙煎中に出た煙やガスを排出する装置。
焙煎中に出たコーヒー豆の皮(チャフ)を取り除く装置。
【wikipedia、A Cyclone Separatoより】
コーヒー豆の焙煎時に発生するチャフとガス、それに空気が、ガスや空気の流速によって渦を描くようにサイクロンに流れ込みます。
この際、ガスや空気などの軽い気体はサイクロンの上方向に排出されて、空気より重いチャフなどの固体は、遠心分離されてサイクロンの壁面に衝突して、その後、重力によってくるくる回りながら渦を巻いて落下して、下の箱の部分に排出されます。