コフィアアラビカ種の植物学的な品種。
木は円錐状で、だいたい15フィート(4.5~5.0メートル)の高さにまで伸びるそうです。
アラビカ種の原種に近い品種で、中南米で広く栽培されてきた長形の豆で風味良好ですが、さび病に弱くて生産性に劣っていると言われています。
1700年頃、オランダが、インド産のコーヒーノキをインドネシア・ジャワ島に移植して、栽培に成功しました。
そして、1706年、このジャワ島の苗木が、オランダ本国の植物園に送られて、たった1本だけ生育しました。
そのコーヒーノキの2代目がフランスに贈られて、その後、カリブ海の島に移植されました。
そのコーヒーノキを先祖とする品種群のことを、ティピカ種と呼んでいるようです。