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スラップアンドスピット(Slurp and Spit)

コーヒーの液体をカッピングスプーンで軽くすくい、コーヒーの液体を口の中に音をたてて強く吸い込み、コーヒーの液体を口の中で霧状に広げて、コーヒーの甘味、酸味、苦味、後味、コクや口あたり、味のバランス等をテストしてから、コーヒーの液体を口から吐き出します。

この技術を、スラップアンドスピット(Slurp and Spit)と呼んでいるのだと思います。

 

コーヒーを音を立てて吸い込み、香味を点検して口から吐き出すことを表現するのに使っている用語。

スラップアンドスピット(Slurp and Spit)は、一般的なコーヒーのカッピング用語の中の一つです。

コーヒーのカッピングとは、淹れ立てのコーヒーの味と香りを定義する技術だと言われています。

 

一般的なカッピング用語としては、スラップアンドスピット(Slurp and Spit)、クラスト(Crust)、アシディティ(Acidity)、カッピングスプーン(Cupping spoon)、ボディー(Body)、フィニッシュ(Finish)、フレーバー(Flavor)、トランスペアレンシー(Transparency)などの用語が知られています。

 

多くの種類のコーヒーをカッピングする場合、カップの中のコーヒーを飲んでいたのでは、コーヒーの香味がわからなくなってしまいます。

そのような時に、カッピング技術者が利用する方法が、スラップアンドスピット(Slurp and Spit)です。

 

コーヒーの味見をするために、スプーンでコーヒーを音を立てて飲み、そのコーヒーを吐き出すことで、色々な種類のコーヒーの香味を点検する方法をスラップアンドスピット(Slurp and Spit)と表現しているのだと思います。

 

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