全日本コーヒー公正取引協議会が定める公正競争規約によると、レギュラーコーヒーは、コーヒーノキの種実から採ったコーヒー生豆を精製して焙煎したコーヒー煎り豆、あるいは、コーヒー煎り豆を挽いたコーヒーとなっています。
2013年までは、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーを混合したものについては、レギュコーヒーの割合が多ければ「レギュラーコーヒー」、インスタントコーヒーの割合が多ければ「インスタントコーヒー」と見なすと規定されていたようですが、2014年の改訂で、その規定は無くなっています。
全日本コーヒー公正取引協議会のサイトの『Q&A』の『コーヒー購入Q&A』によると、「レギュラ-コーヒーとは、コーヒー豆を焙煎して挽いた状態のコーヒーで、抽出器具で濾して飲んでいただくもの。
インスタントコーヒーとは、レギュラ-コーヒーから抽出した液体を乾燥させて作ったもので、お湯や水に溶かしてお飲みいただくもの。」と説明されています。
全日本コーヒー公正取引協議会が定める公正競争規約は、全日本コーヒー公正取引協議会に参加している珈琲屋さんたちの自主規制ルールですが、参加しているのは、日本の大手・中堅の珈琲屋さんたちですから、焙煎コーヒー豆ビジネス分野の基本ルールとして作用しているのだと思います。
ちなみに、エカワ珈琲店は全日本コーヒー公正取引協議会に加入していないので、全日本コーヒー公正取引協議会が定める公正競争規約に縛られる立場にはありませんが、全日本コーヒー公正取引協議会が定める公正競争規約のルールにできるだけ準拠する対応をしているつもりです。
理由は、できるだけ全日本コーヒー公正取引協議会が定める公正競争規約のルールに準拠することで、お客様への説明を大幅に省略できるからです。
ただし、エカワ珈琲店では、レギュラーコーヒーという用語の使用はできるだけ避けていて、焙煎コーヒー豆という言葉を使うことにしています。