ユーカスという商品名の焙煎機で、焙煎時間が20分~30分くらい、焙煎できるコーヒー生豆の重量は400g~500g、価格は40万円~40数万円だったと記憶しています。
「煎りたてで、香りが良い」ということで、その「ユーカス」で焙煎したコーヒー豆が近隣の事務所の人たちの間で好評を博して、最終的に「ユーカス」を3台購入して、それでも需要に間に合わないということで、富士珈機の5kg直火型のコーヒー豆焙煎機を購入しました。
価格は、据付費用なども含めて150万円くらいで、「ユーカス」3台分とほぼ同じくらいだったと記憶しています。(平成4年頃の話で、現在は、当時の2.5倍くらいの価格になっているようです)
2014年のことになりますが、日本製で電気式・自動制御のコーヒー豆焙煎機はということでネット検索をすると、300万円以上もするコーヒー豆焙煎機と、ダイニチ工業のカフェプロがヒットしました。
ダイニチ工業は新潟市に本社工場を持つ会社で、石油ファンフィーターで知られている会社です。
カフェプロには「焙煎・粉砕・コーヒーメーカー機能付き」と「焙煎機能のみ」の機種がありますが、プロやマニアが購入するのなら「焙煎機能のみ」の機種にするべきだと思います。
煎り上がりに問題は無くて、焙煎後1か月が経過していて、粉砕してからも5日が経過している焙煎コーヒー粉を使って、コーヒーメーカー(カリタ製)で日本酒の醸造に使うのと同レベルの水を使って淹れたコーヒーを試したところ、十分に風味のあるコーヒーが出来上がっていました。
しかし、チャフコレクターが付いていないので、コーヒー豆焙煎で発生するチャフの処理が大変です。あくまでも家庭用のコーヒー豆焙煎機で、業務で使うのは難しいような気がします。