コーヒーノキの種類。在来種、変異種、改良種などがあります。
たとえば、最大の栽培品種であるアラビカ種には約70種類以上の品種があって、その代表的な品種は、ティピカ・コムン・アマレーロ・ブルボン・カトゥラ・ムンドノーボ・カトゥアイ・マラコジーペなどです。
植物は、界→門→綱→目→科→属→種、さらに変種と細かに分類されます。
コーヒーノキは、アカネ科・コヒア属に分類されていて、コヒア属には50とも60とも言われている種が存在するとされています。
その種の中で、「アラビカ種」と「ロブスタ種(カネフォ―ラ種)」、それに「リベリカ種」を三大原種と呼んでいて、これらの「種」がもとになって主要品種が栽培されています。
21世紀の現在、三大原種のうち「リベリカ種」はほとんど栽培されていないので、「アラビカ種」と「ロブスタ種(orカネォーラ種)」を二大栽培種と呼んでいます。