珈琲のウンチク

年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲ウンチク、珈琲ウンチク雑記帳

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ドリップ抽出法

焙煎コーヒー粉にお湯(水)を貫流させてコーヒー成分を抽出する方法を透過法と呼んでいますが、ドリップ抽出法は、その透過法による抽出方法です。

 

ドリップによる抽出法には、ハンド・ドリップ、ウォータードリップ(低温ドリップ法)、コーヒーマシーン、エスプレッソ(高速ドリップ法)があります。その中で、もっとも合理的に温度や時間を制御できるのが、ハンド・ドリップによる抽出だと考えています。

 

ドリップ抽出法(ドリップ式抽出法)は、1763年にフランス人のドンマルティンが初めてフィルター・バックつきドリップポットを考え出したことに始まります。

1800年頃、フランス人のドゥ・ベロワが、上下二段に分かれていて、上部に粉を入れて熱湯を注ぐと、コーヒー浸出液がフィルターを透過して下部の容器に落ちて来るコーヒーポット(ドゥ・ペロワのポット)を考案しました。

 

金属フイルターでろ過するポットでは焙煎コーヒー粉を相当な粗挽きにする必要があったのですが、その後、フランネル生地を使うようになって、それほど粗挽きにする必要が無くなります。

21世紀の現在、透過法と言えば、ペーパーフィルター(紙フィルター)を使った抽出ろ過が主流となっています。