江川珈琲店の珈琲用語集

エカワ珈琲店の独断と偏見で用語選定して、独断と偏見で記述している珈琲用語集

 

旦部幸博さんの著作「珈琲の世界史/講談社現代新書」

 

講談社が刊行している新書シリーズで、自然科学全般の話題をできるだけわかりやすく解説しているのがBLUE BACKS (ブルーバックス)シリーズだと、Wikipediaは説明しています。

そのBLUE BACKS (ブルーバックス)シリーズで「コーヒーの科学」を刊行(2016年2月刊行)している旦部幸博さんが、2017年10月、講談社が発行する教養新書のシリーズだとWikipedia が説明する講談社現代新書から、「珈琲の世界史」を刊行しています。 

 

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

 

 

 「コーヒーの科学」の反響

2016年2月に刊行された旦部幸博さんの著作「コーヒーの科学」が予想以上の反響で版を重ねていて、その中でも意外に好評なのがコーヒーの歴史の章なのだそうです。

このコーヒーの歴史の章ですが、草稿段階では相当な文書量を持っていたそうですが、BLUE BACKS (ブルーバックス)ですから理科系の話を中心にする必要があるということで、コーヒーの歴史の章に関する文書を大幅にカットしたという裏事情があったそうです。

ekawacoffee.hateblo.jp

 

「珈琲の世界史」は「コーヒーの科学」から生まれた 

コーヒーの歴史の章が予想以上に好評だということで、コーヒーの歴史だけに限定した本を講談社現代新書から発刊することになったと、「珈琲の世界史」の導入部分に書いてあります。

著者が語っているように、「コーヒーの科学」がコーヒーに興味を持つ理系の人向けのコーヒー入門書だとしたら、「珈琲の世界史」は、コーヒーに興味を持つ歴史好きな文系の人向けのコーヒー入門書なのかもしれません。

 

コーヒー伝播史では無くて、コーヒーの歴史を

「珈琲の世界史」は、珈琲のはじまりから現在に至るまでの珈琲の歴史を、時代の流れを追って記述しています。

一般向けに、通史という形で珈琲の歴史を記述する本が見当たらないのなら自分で書いてしまおうと著者が語っているように、日本で初めて時代の流れを追って珈琲の歴史を語っている本なのだと思います。

珈琲に興味を持ったなら、必ず、珈琲の歴史を知りたくなるはずです。その時に、珈琲の歴史の輪郭を学習するのに持って来いの本になるはずです。

「コーヒーの科学」もそうなのですが、「珈琲の世界史」も、珈琲に興味を持つ人たちにとっては、教科書的な存在の本なのだと思います。

 

珈琲用語集の記事作成で

エカワ珈琲店ですが、珈琲用語集の記事作成で、この旦部幸博さんの著作「珈琲の世界史」に大変お世話になっています。

ちなみに、只今売り出し中のゲイシャという名前の種類のコーヒー生豆の由来ですが、旦部幸博さんの著作「珈琲の世界史」で初めて知りました。

珈琲の世界史 (講談社現代新書)

珈琲の世界史 (講談社現代新書)