エカワ珈琲店の珈琲用語集

エカワ珈琲店の独断と偏見で用語選定して、独断と偏見で記述している珈琲用語集

 

単品焙煎(アフターミックス焙煎)

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それぞれのコーヒー生豆に適した焙煎方法で、別々に焙煎した後、その焙煎したコーヒー豆を何銘柄か使ってブレンドする方法を単品焙煎(アフターミックス焙煎)と呼んでいます。

大手・中堅のロースターの場合、コーヒー生豆の段階でブレンドして何日間か馴染ませて、その馴染ませたブレンドコーヒー生豆を焙煎する混合焙煎という方法が主流だと思いますが、小規模零細なコーヒー豆自家焙煎店(ナノロースター)では、単品焙煎(アフターミックス焙煎)が主流です。

 

ちなみに、混合焙煎(プレミックス焙煎)と呼ばれるブレンド焙煎コーヒー豆製造方法で、大量に焙煎する場合や、深く焙煎する場合に適した方法です。

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ブレンドした焙煎コーヒー豆を作る理由として、独自のブランドを強調するため、焙煎コーヒーの香味を調整するため、価格の安いコーヒー豆を使ってコストを下げるためと、幾つかの理由あげることができます。

私事ですが、1989年、自家焙煎コーヒー豆小売商売を始めた頃、巷ではブレンドコーヒー全盛の時代で、シングルコーヒー豆は、キリマンジャロ、モカ、ブラジル、コロンビアなどの銘柄が中心で、エステートコーヒー(農園コーヒー)はほとんど出回っていませんでした。

ブレンドも、ブメールーマウンテンブレド、ブラジルブレンド、モカブレンド、コロンビアブレンドと言った銘柄名で売られていました。

 

スターバックスコーヒーで、特定産地銘柄のコーヒーを注文するお客さんは少ないと思います。スターバックスコーヒーは、珈琲業界最強ブランドですから特定産地銘柄のコーヒーに依存する必要が無いわけです。独自ブレンドだけで、十分に消費者を魅了できます。

もしかしたら、ブレンド焙煎コーヒー豆は、有名な珈琲屋さん向きの焙煎コーヒー豆商品なのかもしれません。

 

零細で小規模な珈琲豆焙煎屋が生き残るには、高品質の焙煎コーヒー豆を販売する必要があります。ですから、ブレンド焙煎コーヒー豆製造でも、高品質の焙煎コーヒー豆をブレンドする必要があります。

高品質の焙煎コーヒー豆の風味・香りに精通することで、シングルオリジンの焙煎コーヒー豆では達成できない理想的な焙煎コーヒー豆ブレンドを作る必要があると考えています。

 

混合焙煎(プレミックス焙煎)と単品焙煎(アフターミックス焙煎)についてですが、製造量が多い場合、ブレンド製造には混合焙煎(プレミックス焙煎)が適しています。

5種類のシングルコーヒー豆をブレンドする場合、混合焙煎では、焙煎は1回だけです。しかし、単品焙煎では、各シングルコーヒー豆を1回ずつ、合計5回の焙煎作業が必要になります。

混合焙煎は、大量生産・大量消費向きの焙煎コーヒー豆ブレンド方法だと考えます。反対に、単品焙煎は、少量生産・少量販売向きの焙煎コーヒー豆ブレンド方法だと考えます。

 

経験談ですが、小型業務用コーヒー豆焙煎機を使って混合焙煎をするなら、2ハゼ以降の焙煎度合までコーヒー豆を焙煎加工すべきだと考えます。

1ハゼ~2ハゼの間の「中煎り」の焙煎度合で混合焙煎を採用すれば、『煎りムラ』が発生する可能性が高くなるわけですから。

 

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