珈琲ブログ

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ドライ・チェリー

ドライフルーツとも呼ばれます。

非水洗式(アン・ウォッシュド)で、収穫したコーヒーチェリーを乾燥場で日光乾燥を行い、外皮・果肉などが乾燥して黒く固い殻となって剥離しやすくなったもの。

ドライチェリーの約2分の1が、グリーンコーヒーになるといわれています。

 

コーヒーノキから摘み取ったコーヒーの果実からは、コーヒーの果実が腐敗しない前に、できるだけ素早く コーヒー生豆を取り出す必要があります。

その方法として、ドライメソッド(非水洗式)とウェットメソド(水洗式)の2つのコーヒー豆精製方法が有名です。

 

そのうち、乾式法(非水洗式/アン・ウォッシュド、ドライメソッド)は、水資源が限られているコーヒー豆生産国で採用されている伝統的な精製方法です。

摘み立てのコーヒーの果実(コーヒーチェリー)を、太陽の下で何日間か乾燥させて、その乾燥させたコーヒーの果実(ドライチェリー)を倉庫で保管しておき、出荷前に脱穀しています。

 

均一に乾燥させると、外皮や果肉などは黒い殻状になって種子を包み込みます。この状態のコーヒーの果実をドライ・チェリーと呼んでいます。

乾燥が完了したドライチェリーを脱穀機にかけてコーヒー豆の外側の殻(外皮、果肉)を除去すれば、コーヒー生豆が出来上がります。