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エチオピア南部のシダモ州、標高2000メートルの高原で収穫される最高級のモカコーヒー。エチオピア・モカとしては珍しく、水洗式で精製しているコーヒー生豆です。 日本のみならず、スペシャルティコーヒー市場を牽引するアメリカのシアトルやポートラン…
コーヒー豆の焙煎工程では、ほとんど秒単位でコーヒー豆組織が変化していると言われています。 ですから、コーヒー生豆の種類や特徴、また焙煎したコーヒー豆の使用方法の違いによって、適切な焙煎度合(煎り具合)を設定する必要があると思っています。 その…
生産地にて精製加工処理されたコーヒー生豆は、適正な焙煎工程を経ることで良質な焙煎コーヒー豆に変身できるのだと思っています。 コーヒー生豆の持っている優れた素質を適正に引き出す技術が、コーヒー豆の焙煎だと年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。…
コーヒーは、生豆の状態では味も香りも無いのですが、焙煎という加熱操作を経ることで、コーヒー特有の色、香り、味が出来上がります。 コーヒー生豆の色々な成分が、個々に、あるいは成分同士が熱によって連続的に複雑な化学反応を起こすことで、コーヒー特…
コーヒーの果実の病気です。 コーヒー炭そ病の病原菌は、Colletotrichum coffeanum var.virulans(コレトトリクム・コフェアヌム・バラエテイー・ビルランス)だと言われています。 コーヒー炭そ病(コーヒーベリー病)は、コレトトリクム属の伝染力の強い菌種に…
単一の農園、単一の地域で栽培・収穫されるコーヒー豆をシングルオリジンコーヒーと呼んでいます。 そして、シングルオリジンコーヒーの特定のタイプのものを、エステートコーヒーと呼んでいます。 エステートコーヒーは、コーヒー豆を精製処理する能力を持…
コーヒー豆は、コーヒーノキに成る果実の種です。その種が乾燥して小石のように堅くなっているのがコーヒー豆(生豆)で、そのコーヒー豆(生豆)に熱を加えて、黄色→茶色→褐色→黒褐色に変色させるプロセスを焙煎と表現していると理解しています。
コーヒーは、世界の70か国以上の国々で生産されています。 世界の国々の3分の1の国が、第1次産品であるコーヒーを生産しているということで、それだけの需要が存在しているのだと思います。 アルコール飲料を除く世界の三大嗜好飲料であるコーヒー、茶…
ブラジルのダテーラ農園 シングルエステート(Single estate )は、単一の農場、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)を意味していると理解しています。 コーヒーの生豆が、単一農場、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)、単一の農家のグループによって生産されて…
焙煎したコーヒー豆の新鮮な香りと味を保つためには、適切な保管が必要となります。 涼しくて乾燥していて、それにプラスして日光の当たらない暗い場所にて、気密性の高い密閉容器に入れて保管するのが理想的だと思っています。 焙煎したコーヒー豆の風味・…
コーヒーの害虫であるベリーボーラーは、成熟し始めた果実に侵入して産卵します。そして、ふ化した幼虫は種子を食べて成長します。 ボーラーとは穴堀りのことで、ベリーボーラーは果実の穴掘り虫(甲虫類)を意味しているのだと思います。