商業用に使用できる、やや浅めのロースト。
ライトロースト、あるいは、アメリカンローストと呼ばれている焙煎度です。
シティーロースト/City Roast は、ライトブラウン(薄い褐色)で、焙煎したコーヒー豆の表面にオイルは出てきていません。
明るい茶色、褐色がかった茶色、ライトブラウン。
ミディアムローストやダークローストの焙煎コーヒー豆と比べると、相当に酸味の強いコーヒーが出来上がるとされています。
コーヒー豆をより深く焙煎すると、そのコーヒー豆の持っているオリジナルな性質や特徴が、焙煎によって生成するフレーバーに取って代わられていきます。
シティーローストは、焙煎によって生成するローストフレーバーを気にしないで、コーヒー豆独特の特徴あるフレーバーを楽しむことのできる煎り具合です。
一般的(平均的)に、アメリカでは、コーヒー豆の煎り加減は、4つの色のカテゴリーに分類されているとのことで、色の薄いローストから色の濃いローストへと順番に、ライトロースト、ミディアムロースト、ミディアムダークロースト、ダークローストと表現しているようです。
日本では、焙煎コーヒー豆の煎り加減を、浅煎り、中煎り、深煎りの三段階に分類しています。
シテイーローストは、アメリカ式の表現ではライトロースト、日本式の表現では浅煎りに該当するのだと思います。