2011年度国別コーヒー豆生産量は、ブラジル、ベトナムについで世界第3位。
日本コーヒー豆輸入量ランキングは、1位がブラジル、2位がコロンビア、3位がインドネシアとなっています。
インドネシアは、赤道を中心に1万3000以上の島からなる世界最大の群島国家で、首都はジャワ島のジャカルタです。
1686年、オランダ人がインドからアラビカ種のコーヒーを移植して、インドネシアでのコーヒーの栽培が始まりました。
インドネシアのコーヒー栽培は、19世紀にさび病の被害を受けて壊滅したのですが、20世紀になって病虫害に強いロブスタ種のコーヒーが導入されて蘇りました。
インドネシアのロブスタ種WIBは、水洗式で精製処理されていて、ロブスタ種では世界随一の品質を誇っています。
スマトラ島やスラウェシ島のマンデリンやカロシは、高級アラビカコーヒーとして名前が知られています。
営農形態は小農家が大多数で、エステート(農園)は少数です。