コーヒー生豆に含まれているポリフェノールの大部分は、けい皮酸とキナ酸がエステル結合した、クロロゲン酸類と総称されている化合物なのだと思います。
コーヒー生豆には、品種や収穫地によって差がありますが、クロロゲン酸類が4~10%くらい含まれていると考えられています。
近年、クロロゲン酸類の生理活性や機能性が注目されています。
そのクロロゲン酸類を多く含んでいるのが、コーヒー生豆なのだと思います。
しかし、コーヒー生豆に含まれているクロロゲン酸類は、焙煎の進行に伴って減少して行くので、焙煎したコーヒー豆に含まれているクロロゲン酸類の分量はそれほど多く無いといわれています。