江川珈琲店の珈琲用語集

エカワ珈琲店の独断と偏見で用語選定して、独断と偏見で記述している珈琲用語集

 

ミディアムダークロースト

年老いた珈琲豆焙煎屋(和歌山市のエカワ珈琲店の店主)は、昭和の時代の自家焙煎屋ですから、焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)の分類については、「浅煎り・中煎り・深煎り」の3段階分類に馴染んでいる珈琲世代です。

 

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焙煎コーヒー豆を8段階の焙煎度で分類する方法 

2000年前後の頃には、当時、アメリカで採用されているということで、以下のような8段階の分類方式が一般的になっていました。

(1)ライト・ロースト

最も浅煎り、コクと香りが不十分。L値は30.2くらい。

(2)シナモン・ロースト

浅煎り。肉桂色(にっけいいろ)、あるいは、くすんだ黄色。L値は27.3くらい。

(3)ミディアム・ロースト

普通の煎り具合。L値は24.2くらい。

(4)ハイ・ロースト

普通の煎り具合のやや深めの煎り具合。L値は21.5くらい。

(5)シティー・ロースト

普通の煎り具合の深めの煎り具合。L値は18.5くらい。

(6)フル・シティー・ロースト

やや深煎り。アイスコーヒー用。L値は16.8くらい。

(7)フレンチ・ロースト

深煎り。フランス式ロースト。L値は15.5くらい。

(8)イタリアン・ロースト

最も深煎り。イタリア式ロースト。L値は14.2くらい。 

 

焙煎コーヒー豆の焙煎度は主観的

焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)分類は、相当に主観的です。年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店のマスター)の煎り具合(焙煎度)分類を見てくれれば理解してもらえると思います。

煎り具合(焙煎度)分類については、珈琲業界で統一した基準がありません。使用する焙煎機によって、あるいは、コーヒー豆焙煎の担当者によって、微妙に、あるいは、大幅にコーヒー豆焙煎の仕方が異なっているわけですから、当然と言えば当然だと思います。

焙煎コーヒー豆煎り具合の好みは、住んでいる場所によって異なります。その好みの違いによって、イタリアンロースト、フレンチロースト、スペインローストなどと分類することもあります。

また、スターバックスコーヒーのように、独自の焙煎度合い(煎り具合)の名称を作って分類している珈琲会社もあります。

 

焙煎コーヒー豆の煎り具合を4つに分類する

というように、焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)はそれぞれです。しかし、現時点でてすが、一般的に焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)を次の4つの煎り具合に分類する傾向があるようです。

(1)ライトロースト

浅煎り。軽いロースト。明るい茶色。

(2)ミディアムロースト

1ハゼ~2ハゼの間の煎り具合。

(3)ミディアムダークロースト

2ハゼの始まり~2ハゼの真ん中あたりの煎り具合。フルシティーロースト、アフターディナーロースト、ウィーンローストと呼ばれている当たりの煎り具合。

(4)ダークロースト

2ハゼの真ん中以降の煎り具合。フレンチロースト、イタリアンローストと呼ばれている当たりの煎り具合です。

 

ミディアムダークローストについて、もう少し詳しく 

「やや深煎り」の焙煎度合。フルシティーロースト、ライトフレンチロースト。焙煎おけるシュリンケージは16~18%くらい。

焙煎コーヒー豆の色は濃い茶色、あるいは、焦げ茶色、またはナチュラルブラウン(黒い茶色)。

シングルオリジンのコーヒー豆をエスプレッソコーヒー向けに焙煎する場合、ミディアムダークロースト(やや深煎り)の焙煎度合(煎り具合)で焙煎加工するのが一般的になっているようです。

ちなみに、年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)が焙煎するエスプレッソコーヒー向けブレンド焙煎コーヒー豆及びアイスコーヒー向けブレンド焙煎コーヒー豆(深味のブレンド)は、ミディアムダークローストのウィーンローストよりやや浅めくらいの(シュリンケージ約18%)の煎り具合で焙煎加工しているつもりです。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋の独白 

中煎りのやや深い当たりの煎り具合からは、焙煎コーヒー豆内の変化はスピーディーに進んで、並行して一旦鳴りを静めた組織が「ピチピチ」とゴマを炒るにも似た2回目の音(ハゼ音)が発し始めます。この当たりの煎り具合から、ある程度の時間「ピチピチ」という音を聞いたくらいがミディアムダークロースト(やや深煎り)だと、年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)は考えています。

膨らんだ焙煎コーヒー豆の表面には、時たまですが、コーヒーオイルが表面に到達して焙煎コーヒー豆の表面が輝いている(ツヤが見られる)こともあります。

この煎り具合の焙煎コーヒー豆は、酸度が低下していて、コク(ボディー)と香り(アロマ)が理想的なレベルに達しているので、年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)の一番好きな煎り具合です。