焙煎したコーヒー豆の香りを作っている成分。
焙煎コーヒー豆の芳香化合物。Aroma compound。
コーヒー生豆を焙煎加熱することで、数百種類といわれている香気成分が生成されますが、単独でコーヒーの香りを表現できる成分は見つかっていないということです。
コーヒーの香りは、食感や舌で感じる甘味、塩味、苦味、酸味などと関係していると考えられています。
それゆえに、コーヒーの香りは、スペシャリティーコーヒーの重要な要件だとされています。
インスタントコーヒーであっても、私たちの味雷を刺激する成分を持っているといわれています。
しかし、インスタントコーヒーは、煎りたての焙煎コーヒー豆と違って、揮発性の香気成分の大部分が減少・不足しているのだと思います。