浸漬法(シンシ法)/Steepingとは、お湯と粉を一緒に混ぜ合わせて、ある時間が経過してからろ過するコーヒーの淹れ方(抽出方法)。
コーヒー豆を焙煎・粉砕・煮出す過程で、独特の苦味と香りを求める抽出方法(コーヒーの淹れ方)です。
サイフォン・パーコレーター・などが、この方式の器具です。
浸漬(シンシ)とは、液体に浸すこと、あるいは、液体に浸して漬(そめ)ていくことなのだそうです。
19世紀の始めごろ、透過法によるフランスのドリップポットに対して、イギリスでは、浸漬法によるコーヒービギンが登場しました。
そして、ドリップポットが透過法の、コーヒービギンが浸漬法の代表的な器具となって、それぞれの道を歩んで来たのかもしれません。
現在、よく使われている浸漬法でコーヒーを淹れる方法は、フレンチプレス、コーヒーバッグ、サイフォンを使って淹れる方法です。
アマゾンで販売されている浸漬法で抽出するコーヒー器具を幾つか紹介させて頂きます。
浸漬法と言えば、年老いた珈琲豆焙煎屋の世代はサイフォンコーヒーです。
若い人たちの間では、コールドブリューコーヒーが流行っているようですが。
年老いた珈琲豆焙煎屋の若かりし頃、まだパーコレーターでコーヒーを淹れている人がいました。現在は、キャンプ用品となっているようですが。
煮だし法(ボイリング法)の抽出器具で有名なのがトルココーヒー用イブリックです。