相当に浅く焙煎したライトローストのコーヒー豆を、シナモンローストと伝統的に表現しています。 主として、カッピングに使われる焙煎度合いで、商業用には不向きです。
焙煎したコーヒー豆の表面には、基本的にオイルがほとんど現れていません。
普通、焙煎度は、「浅煎り」・「中煎り」・「深煎り」の3段階に分類するのですが、専門的・マニア的には8段階に分類します。
その、8段階に分類する『焙煎度』のひとつの段階です。
ごく浅い煎りかたで、色はシナモン色の焙煎度合いです。
専門的には、1ハゼが始まったばかりで煎り止めした焙煎コーヒー豆。
シナモンローストの焙煎コーヒー豆でコーヒーを淹れると、どの産地・農園で収穫・精製されたコーヒー豆が原料であったとしても、強い酸味を感じると言われています。
シナモンローストの焙煎コーヒー豆は、水分が消失していないので、煎り具合の深い焙煎コーヒー豆よりも重量ロスが少なくなります。
ですから、商業的にはコストが低くなるのですが、香味やシェルフライフに問題があるので、ほとんど商業用に販売されていません。