珈琲ブログ(有料記事and無料記事のコーヒー用語集)

コーヒー専門ブログ、コーヒーと珈琲商売に関する有料記事販売と、無料記事の「珈琲用語集」をエントリーしいます。

コーヒー豆の焙煎と焙煎コーヒー豆の煎り加減

コーヒー生豆を200度くらいの高温で煎って、心地よい香りと風味を持つ焙煎コーヒー豆を作り出すプロセス、それをコーヒー豆の焙煎と呼んでいると年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。 

 

 

【PR】年老いた珈琲豆焙煎屋がキンドルでセルフ出版している電子書籍の中で、コーヒー豆の自家焙煎について記した2冊の本を紹介します。

 

プロローグ

緑色したコーヒー生豆を200度くらいの高温で煎ることで、心地よい香り・風味を持つ焙煎コーヒー豆に品質変換させるプロセスを、コーヒー豆の焙煎と呼んでいると年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。

コーヒー生豆も焙煎コーヒー豆も乾燥していますが、コーヒー生豆は小石のように固くなっていて、焙煎コーヒー豆は指で挟んで押し潰すことができるくらい脆く(もろく)なっています。

コーヒー豆の焙煎は、コーヒー生豆に化学変化・物理変化を発生させるプロセスで、その進み具合は、焙煎に要する時間と焙煎中のコーヒー豆の温度(焙煎温度)と焙煎したコーヒー豆の色で判断するのが一般的になっています。

焙煎中のコーヒー豆の色が明るい茶色に変わる頃、俗に1ハゼと呼ばれている物理的挙動が発生します。(焙煎中のコーヒー豆からパチパチという音が聞こえてきます)

このあたりから、焙煎中のコーヒー豆の化学変化・物理変化が活発になって来ると年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

実際に、1ハゼ以降、焙煎中のコーヒー豆の色づき具合の変化スピードが速くなっていると思います。

一般的には、1ハゼ以降の焙煎中のコーヒー豆の色の変わり具合で、「浅煎り」・「中煎り」・「中深煎り」・「深煎り」などと分類されているようですが、その基準はものすごく曖昧です。

コーヒー豆の焙煎方法は千差万別・人それぞれですから、焙煎方法が異なれば、焙煎コーヒー豆の色が同じようなレベルであっても、官能検査(ティスティング)をしてみれば、香味が違っているという事が起こるのは当然だと年老いた珈琲豆焙煎屋は思っています。

ちなみに、「浅煎り」・「中煎り」・「中深煎り」・「深煎り」というような焙煎コーヒー豆の煎り具合を分類する仕方を、『焙煎度(ローストグレード)』と呼んでいます。

この続きはcodocで購入