珈琲ブログ(有料記事and無料記事のコーヒー用語集)

コーヒー専門ブログ、コーヒーと珈琲商売に関する有料記事販売と、無料記事の「珈琲用語集」をエントリーしいます。

ブラジル・ブルボン・サントスコーヒー/Brazil Bourbon Santos Coffee

ブラジルのブルボンサントスは、高品質で中庸の香味を持つブルボン種のコーヒー豆です。通常、サントスの港から出荷されています。 このサントス港から輸出されるコーヒーを、ブラジル・サントスという市場名で呼んだりもしています。 ブルボンサントス ブル…

インスタントコーヒー(Instant coffee)、ソリュブルコーヒー(Soluble coffee)

この記事は、「年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲ブログ」に移転する予定です。」 インスタントコーヒー(Instant coffee)は、ソリュブルコーヒー(Soluble coffee)ともコーヒーパウダー(Coffee powder)とも呼ばれいます。 コーヒー顆粒(コーヒークリスタル)、…

収率/Extraction Yield

コーヒーの抽出に用いたコーヒー粉に対する、コーヒー抽出液中のコーヒー固形分量の割合。

ブロンドロースト(Blonde Roasts)

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、 2012年2月28日にプレスリリースで、その年の3月15日より、新しい焙煎カテゴリー「スターバックス、ブロンドロースト」を導入すると発表しています。

ミルクコーヒーとブラックコーヒーと

ミルクコーヒーもホワイトコーヒーの範疇に入るコーヒーだと思います。だけど、ブラックコーヒーにクリーミングパウダーや濃厚なミルクを添加して飲むコーヒーでは無くて、ブラックコーヒーとミルクの割合が半々くらいか、それ以上の割合をミルクが占めてい…

コーヒーの成分について簡単に・・・

たんぱく質・炭水化物・脂質という3大栄養素以外で、コーヒーに含まれている成分について幾つか書き出してみます。 コーヒーに含まれている成分で一番知られているのが、カフェインなのだと思います。

【コーヒー生豆の化学成分】オリゴ糖(少糖類)

インターネット内を検索すると、オリゴ糖は単糖が数個結合した糖で、単糖の結合数によって二糖からおよそ十糖まである少糖の総称だと説明されています。 自然界に存在する主なオリゴ糖として、二糖類のスクロース(ショ糖)・マルトース(麦芽糖)・ラクトース(…

アイスコーヒーの白濁とポリフェノールの関係

紅茶やコーヒーは、冷却するとポリフェノール成分とカフェインの結合物が析出して白く濁ります。 紅茶に含まれている白濁の原因となるポリフェノール成分はタンニンですが、コーヒーの白濁の原因となるポリフェノール成分はクロロゲン酸類です。 コーヒーの…

精製

世界的に知られている三大嗜好飲料、コーヒー、お茶、ココアの中で最も人気のある飲み物はコーヒーです。 コーヒーを生産する数十か国の2500万の農家が、コーヒー豆で稼ぐ収入に依存していると言われています。 収穫したコーヒーの果実から、外皮・果肉…

ライトロースト

最も浅煎り。コクと香りが不足しています。テスト用ロースト。 コーヒー豆の焙煎中に、コーヒー豆の組織が膨張・破壊される音がハゼ音で、1ハゼ(First crack/ファーストクラック)と2ハゼ(Second crack/セカンドクラック)があって、ファーストクラック(…

ミネラル

コーヒー生豆に含まれている無機成分。燃えてしまっても灰として残る成分。 カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄など、これまでに33種類の無機成分(ミネラル)が、コーヒー生豆から検出されています。

結合水/Bound Water

コーヒー豆には水分が含まれています。コーヒー豆に含まれている水分ですが、大きく結合水と自由水に分けることができます。 自由水は自由に移動できる水ですが、結合水は食品成分と引っ付いているので自由に移動できない水です。 結合水と自由水 結合水とは…

自由水/Free Water

自由水は、コーヒー生豆の細胞と細胞の隙間に存在する水や付着水などで、コーヒー生豆に含まれている結合水以外の水分で、遊離水とも呼ばれています。

水分活性

「Wikipedia /水分活性」曰く、食品中の自由水の割合を表す数値で食品の保存性の指標とあります。 水分活性は、食品中の微生物の生育や酵素活性に必要な自由水のパロメーターとして便利に使われています。

シェードツリーコーヒー、シェイドグロウンコーヒー、日陰で栽培されたコーヒー

森林で覆われた土地で、多様な生態系の保全や渡り鳥の保護に配慮して生産されている『サステイナブルコーヒー』。シェードグロウンコーヒーは、木々で覆われた自然環境の下、自然な方法で栽培されたコーヒーで、環境にも優しいコーヒーだと思います。

窒素コーヒー/ニトロコーヒー(Nitro Coffee)

サードウェーブコーヒー系珈琲会社の専売特許だったニトロコーヒー(Nitro Coffee)の領域にスターバックスコーヒーが参入して、これまでにも増して窒素コーヒー(Nitro Coffee)に注目が集まり始めているようです。(北米大陸での話)

デカフェネイション(Decaffeination)

コーヒー豆からカフェインを除去するプロセス。コーヒー生豆やココアの豆、紅茶の葉からカフェインを取り除くプロセスを、デカフェネイション(Decaffeination)と呼んでいるのだと思います。

ピーベリー/Peaberry

コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆や淹れたコーヒーの原料となるもので、コーヒーチェリーと呼ばれている赤い果実の種の部分です。果実の種なのですが、豆と似ているのでコーヒー豆と呼ばれています。 (1)ピーベリー/Peaberryのコーヒー豆 (2)ピーベ…

アラビノガラクタン

wikipedia/アラビアガムより引用 アラビノガラクタンは、便の通りをよくする作用を持っている植物繊維で、コーヒーの細胞壁を構成している成分の一つだとされています。 アラビノガラクタンは、単糖のアラビノースとガラクトースが結合している多糖類で、良…

カラメル

インターネット内でカラメルを調べると、大雑把にですが、グルコース(ブドウ糖)やショ糖(砂糖)を熱すると生成する飴状の褐色物質で、糖から生成する揮発成分によって、特有の色と香りが付与されると説明されているように思われます。 カラメルの生成 カラメ…

コーヒーブルームの基礎知識

コーヒーブルーム、日本語では「蒸らし」と呼ばれている現象を理解することは、ドリップコーヒー、特に手作業でコーヒーを淹れるハンドドリップ技術の向上を意味していると考えています。 コーヒーブルームとは・・・ コーヒーのガスは・・・ コーヒーのガス…

塩化メチレン法

wikipedia/クロロエチレンより引用 コーヒー豆からカフェインを除去する方法として、有機溶媒を使ってカフェインを除去する方法、水だけを使ってカフェインを除去する方法(スイスウォータープロセス)、化学溶媒の代わりに二酸化炭素を使ってカフェインを除…

アフリカンベッド/African Beds

コーヒー生豆の生産工程は、①コーヒー果実の収穫(採取)→②精製(処理)→③乾燥→④選別を経て、コーヒー生豆という商品が誕生します。 精製には、大雑把にナチュラル(乾式法)とウォッシュド(湿式法)という2つの処理方法が知られています。 コーヒー豆の乾燥方法 …

アビシニア/Abyssinia

エチオピアの旧称。エチオピアの人々のことを、古来アラビア人は「混血」の意味でアビシニアと呼んでいたそうです。 南アラビアからの移住民とアフリカ原住民、アフリカ遊牧民が混血を繰り返して、26の種族と100以上の言語に分かれていると伝えられてい…

アフターバーナー(Afterburner)

コーヒー豆の焙煎時に発生する嫌なニオイや煙の微粒子を燃やす装置。コーヒー豆の焙煎機とつながって設置されています。脱臭炉。 コーヒー豆を深く強く焙煎すると、その焙煎過程において大量の煙や、あまり心地の良くない臭気が発生します。それを取り除くた…

アフターテイスト(Aftertaste)

コーヒーを飲んだ後、ある程度の時間、コーヒーの香味が口の中に残っている状態。 コーヒーの香味が、長期間、余韻として心の中に残っている状態。後味。美味しいコーヒーほど、心地良い香りと味わいが残り、コーヒーの余韻を楽しむことができるはずだと考え…

アストリンジェント(Astringent)

Wikipedia/柿より引用 未熟なコーヒー生豆によって引き起こされる、舌がしびれるような不快な感覚。 舌にしびれを感じさせる不快な味。渋みやえぐ味。収斂性。Astringent taste は、渋味を意味しているのだと思います。 カキタンニンやリンボクタンニンのよ…

アシディティ(Acidity)

Coffee Acidity。コーヒーの酸味。 アシディティ(Acidity)という言葉を聞くと、酸味、パンチの利いた味、シャープな味、苦味を想像してしまいますが、コーヒーの世界では、コーヒー豆がもともと持っている、切れの良い甘味を強調するすっぱさ、スッキリして…

麻袋/またいorあさぶくろ

「またい」or「あさぶくろ」と読む。コーヒー生豆を入れて輸出する麻製のコーヒーバッグ(布袋)。 麻袋には、生産国名・銘柄・輸出入業者名が印刷されています。黄麻(ジュート)などで作られています。 ジュート袋。コーヒー生豆を入れて輸出するための麻製の…

浅煎り

家庭・職場・喫茶店で飲んでいるコーヒーは、コーヒー豆を焙煎して、その焙煎コーヒー豆を粉砕した顆粒(or粉)を使って醸造して(淹れて)います。 基本的に、コーヒー豆の焙煎は、コーヒー豆(生豆)の中に閉じ込められている香りや味を、熱を加えることで引き出…